貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol288『就職ガイダンスに参加してブースには何とか座ってくれるけど、採用に結びつかない…』とお嘆きのリーダー必読!第2弾
第1弾では、就職ガイダンスに参加しても、自社のブースを選んで座って話を聞いて頂けるかどうか?は、サロンの知名度や認知度で決まる…というお話をさせて頂きました。
ちなみに、知名度とは「その美容室の名前は聞いたことがある」というレベルで、認知度とは「~の得意な美容室よね」「~にウケている美容室よね」「~で有名な美容室よね」と、どんなサロンなのかを知っている…というレベルだと思います。
その認知度が高くて美容学生さんにとって、魅力的であれば、自社のブースを選んでいただける確率は上がると思います。
だからと言って、求人活動の時期に慌ててInstagramに投稿しても、認知度は急にはあがりませんよね。
年がら年中、発信を続けて、少しづつ評判と共に認知度は上がっていくのだろうと思います。
第2弾では、自社プレゼンのコツをお伝えしたいと思います。一般的な就職ガイダンスでは、1回の時間が限られているケースが多いですよね。
1回15分程度を何回転か行うパターが多いと思います。
15分程しかありませんので、美容学生さんに刺さる自社プレゼンをしたいですよね。
先ずはNGからお伝えしようと思います。
・最初から何か質問は無いですか?はNG!
・パンフレットを手渡し、ただそれを読むのはNG!
・美容学生に就職先を決める基準を聞いてただそれに答えるはNG!
・「きちんしています。」「ちゃんとしています。」は具体性が無くNG!
15分という限られた時間ですので、成功するポイントは、一般的な美容室と違うところを話すことが大切だと思います。別の言い方をすれば、一般的な美容室の同じ内容の項目は話さない…ことが大切だと思います。
例えば、「うちは、ちゃんとした教育カリキュラムがあります」と、教育カリキュラムを見せても、他の美容室でも当然普通にありますから、聞き手には何も刺さりませんよね。また、「カラーに力を入れています」では、カラーに力を入れているサロンは、数多くありますので、何も刺さりませんよね。
同じ伝えるなら、
⑴具体的に何が得意な美容師さんになれるのか?を美容学生さんにイメージができるような伝え方をする必要があると思います。可愛いショートカットが得意になれる…可愛いインナーカラーが得意になれる…メンズパーマが得意になれる…とか画像付けでお伝えすると効果的だと思います。
⑵それらが得意な美容師さんになるために、どのような独自のカリキュラムがあるのか?をカリキュラムとリンクさせてお伝えすれば、イメージが湧きやすいと思います。
労働条件を話したいのなら、一般的な美容室と比べて、かなり魅力的なものだけ、伝えた方が良いと思います。また、真実性を持って頂くために、実績や実数を伝えた方が良いと思います。
例えば、「有給は取れます。」では誰も信じてくれませんよね。有給をしっかり取らせているのであれば、有給の平均消化数の実数を伝えた方がリアルですよね。「ボーナスあります」では誰も信じないですよね。一般の美容室より多くボーナスを支給しているのであれば、支給実績を伝えた方がいいですよね。(令和6年1月支給実績 円)
「人間関係は良いです!」では誰も信じて頂けないですよね。「人間関係が本当に良さそう!と感じることのできる動画をお見せして、尚且つ、どういう理由で人間関係が良いのか?を付け加えると効果的だと思います。
「給料は高いです」では誰も信じてくれないですよね。本当に一般の美容室より多く支給しているのであれば、平均給与の実績をお伝えした方が効果的だと思います。
「キャリアプランが充実しています」では、「何が!?」ってなりますよね。これも、実勢にロールモデルを作って、そのスタッフがどのような言葉で喜んでくれているのか?を伝えた方がリアルですよね。
15分の短い時間の中で、会社の特徴、強み、魅力を具体的に伝えることが、就職ガイダンス成功のポイントだと思います。
ご参考まで…