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9歳息子と美術館。『空想旅行案内人ジャン=ミッシェル・フォロン』展。

昨日行ってきました『フォロン展』。

同時期開催の『パウル・クレー展』をチェックしていたのですが、9歳息子がチラシを見て「フォロン展も行きたい」とのこと。
「どっちも行こう!」となりWチケットを買いました。
クレーはまた後日。

フォロンの絵本みたいな淡い絵も私好みです~。

私は離島育ちなので子供の頃『美術館』というものに全然行ってないです。
親(都会育ち)はちょっと気にしてコドモゴコロくすぐる『博物館』には祖母の家に行った時などに連れてってくれました(祖母の家の方が都会)が美術館までは手が回らなかったみたいです。

今のトカイ暮らしは私にとってはだいぶ飽き飽きしたものではありますが、息子と美術館や博物館に行くチャンスでもあります!!

9歳息子はきちんと絵を観ます。
絵の見方なんて教えたことないのに。
(そもそもハハが知らない)

全然観ないで、とばしてゴール!なんてことはないです。
(最後の方はさすがに疲れてましたが)

こどもってすごい。

けっこうじっくり観てました。


でも美術館。
正直言って子どもにピリピリしてます。
この日は『トークフリーデー』のはずでしたが、特別展の雰囲気はいつもと全然変わりませんでした。
各所に配置されてるスタッフの方は一人一人とても素敵そうな知的な(イメージ)方たちでしたが、子どもが展示品に近寄ると空気が一気に張ります。
私は(息子から目を離してませんよ~)というポーズをずっと取り続けなくてはいけませんでした。
もちろん息子は絵にも像にもさわりません。
さわりたいけどきちんと我慢してます。
でもどこの部屋でも背後にスタッフの気配と視線を感じます。
疲れた・・・
ケースに近づいただけであんなです。
ケースにちょっと手に触れるのは本当にそんなにイカンことなのでしょうか。

どこかにさわれる作品を展示している美術館はないかなぁ。
名のある作品でなくてさわるように創ったものでよいのです。
油絵やブロンズ像(道端のはよくさわってます・・・)を子どもたちがさわって感じることが出来たらすてきなのにと思います。


これ見て行ったのにな。


息子まとめ。

でもでも。
常設展はきちんと(?)『トークフリーデー』でした。
けっこう皆さんにぎやかでした~。
9歳息子は特別展で力尽きたので、ここでは飛ばし見でしたが。
(でも「一番求めていた作品を観られた!」とここで言ってました)

『体験学習室』でやっていた『なごやのうつりかわり』はとてもよかったです!!
ちょうど学校の調べもの学習で昔の生活を調べていた息子。
タブレットでまとめていた『ちゃぶ台』や『箱膳』の実物を見ることが出来ました。
しかも『体験!!学習室!!』
さわれるんです!!
昔の電話で話したり、洗濯機のハンドル回したりミシンを踏んだり冷蔵庫開けたり。
こどものやりたいことをとめられない!
(外国の方が火鉢に座ってた時は注意されてましたが)                                                                                                                                                                                                                             
よかったです!!

みんなが部屋から出た後にスタッフの方がそっと整えておりました。
ありがとうございました!!

次は『パウル・クレー展』だっ!


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