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災害下、生き延びるには他者を蹴落とす?

7歳息子と、
防災のワークショップにて。

「きのこの山」の個包装パッケージ(5個入り)が一人一袋配られ、

「この実験ではきのこの山を1粒使います。
 残り4粒は食べていいです。
 でも今日は防災ワークショップなので防災について考えると、
 一度にお菓子を空けてしまうより、とっておいた方がいいです。
 実験に使うのは一人1粒なので、
 誰かもし他の4人に自分の分をわけてもいいよって人がいたら、
 他の4人はとっておくことができます。
 誰か分けてもいいよーって人はいますか?」

という声掛けがありました。

我が7歳息子は基本的に自分のことしか考えないので、
手を挙げずに他の子のきのこの山を分けてもらっていました。

そしたら実験後、
「分けてくれた子には2袋あげるねー」
という結果に!
(さっき分けてあげてたらたくさん貰えたんだー!)

ということがありました。
大人には予想できる展開でしたし、
7歳息子を「小さい人間だなぁ」と思わないではなかったものの、
やつもあまり考えずにやってたことなので、
まぁ、そんなもんだろうなぁと。

帰宅して夫にそのことを話したら、
「そっかぁ、でも日本人って自分たちで思いやりあるとか言いたがるけど
実際震災起きた時は略奪だってあったわけだし、
本当に生き残るにはそういう考えの方が大事かも」
と。
(息子へのフォロー?)

・・・まぁ、そうなんだけど、
それでも他者を想う気持ちを大事にせねばいかんのではないか?
と思うわけです。
「略奪して生き延びる」が基本ではいかんだろ。

助け合う社会を作っていこうよー。



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