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受験してこなかった私がMBAで生き残れる理由

中学、高校は公立。短大はデッサンと内申点。その後フリーターをしてオーストラリアの大学に進んだ時に受けたテストは英語力のみ。

受験勉強がほぼゼロで超凡人の私が、BOND大学のMBA(以下Bond MBA)で今のところ生き残っている。このBond MBAプログラムは国際認証を2つとっていて、これはスタンフォードやハーバード大学みたいにめっちゃ有名な大学院しか取れない認証のようだ。つまりそんな凄そうな学校でなぜ凡人の私がなんとかやってけているか。いや実はこの前、ある科目でクラスで一番とって表彰されちゃったんだよね〜、と。笑

(国際認証AACSB・EQUIS: 全世界のビジネススクール約16,000校のおよそ2%しか取得できていない認証)


クラスメートは超エリートだ。超有名企業の管理職レベルの人たち(A社の事業部長とか、凄過ぎてまじ引く)や、なんかよくわからないけどあるIT企業で上場を目の前にして従業員を取りまとめてる人とか、ちょっと聞いただけでも東大や京大や、私でも知っている有名な大学院を出た人がひしめいている。そんなごっつい人たちと同じ勉強をしてなぜ生き残っていられるのか。

それはつまり、ズバリ英語の力があるから!

・・・と言いたいけれど少し違って、間違うことに慣れているからだ。正解を言い当てられない、課題の意味が理解できない、それに慣れているのだ、私は。えっへん!(いや、自慢できへん!笑)

結果的に、不正解なのにビシバシ発言できてしまう。英語で行われる授業があるのだけれど、クラスメートは読むことも聞いて理解することもできる。でも発言となると、慣れてないので一歩ひいちゃうんだと思う。なまじっか勉強ができてきたから、間違うことに慣れてないんだろうな。だってめっちゃメジャーなTOEICにスピーキングないやん!スピーキング苦手〜!!それが日本なのである〜・・・と。

エリートでもなんでもない私は、間違うことなんてあって当たり前だと考えている。完璧な英語なんてできないのだ。国語ほどに英語ができるわけが一切ない。(日本語でもちんぷんカンプンですが。笑)このある意味、諦めというか妥協というか、この辺りがエリート陣と私の違うところだよな。

とにかく発言してみる。先生からの質問でその英語の意味がわからなければ、的外れでもいいから何か答えてみる。つい先日、「効果的な交渉」という科目で試験を受けたのだが、その試験は問題も解答も英語で答える(オーストラリアの大学の講義で先生もオーストラリア在住のオーストラリア人なので当然だけど)んだけど、文法も使う言葉も稚拙でも間違っていてもいいから、とにかく躊躇なく書きまくる。

間違って当然やん、英語なんて。母国語でもないし普段使わないのだから。外人と話すことなんてほぼない日常を過ごしているんだもん。

もちろん、海外の大学を出て海外で働いていた私にアドバンテージがあるとは言われる。でもそれはおそらく、英語力、というよりは場慣れ力がある部分が大きく、その場慣れ力というのは、「間違っててもなんとかなる」だ。

そもそも、世界で英語を使う人が15億人いる中で、英語が母国語でない人が75%なのだ。間違っても意図が伝わるのは当然やんね。みんな、こっちが伝えたいことをめっちゃ想像してくれるよ。小さな間違いは気にしないし、大体の意味をとってくれる。私もそうすることに慣れているので、間違った部分は無視して全体の流れから想像して、相手と確認しながら話を進める。みんな間違ってるし発音はバラバラだし。チグハグなんだ。でもそれが世界だ。

とにかく、日本の英語ってそこまで大したことない。外人がいる生活をしていないから当然のことだ。

そして、小学校でみんな同じ位置から、英語はヨーイドン!で始まる。発達障がいがあっても、クラスメートと差がないところから始められることに加え、そんなに難しい勉強を要求されていないのだ。大丈夫、英語なら自信をつけられるよ!そして、私と一緒に話そう。ちょっとはかっこいい発音を教えてあげられる。それができてごらん?すんごいエリートにも負けないステージには裏から続く階段が、実は用意されてたりするんだ。(別にエリートとしのぎを削れとは思ってないけれど、ものの例えどす。笑)

私はオーストラリアの大学を卒業したけど、そこに入ったのは英語のテストだけ。そして、そのテストもそんなに大したやつじゃない。だから入った後はそこそこ大変だったけれどもね。で、最近、必要があって出身大学の世界ランキングを調べたのさ。そしたらびっくり。世界の大学ランキング120位以内に入っているではないか。日本の大学で言うと、120位以内って東大と京大しか入っていなかった。これも裏階段だ。英語圏の方が、研究やいろんなことに有利に働くことがあるから、大学のランキングが上がるのだろうと思う。

ね、英語って世界の言語だから、裏階段もあるんだよ。日本人が不得意とするところがそこにある。超絶ラッキー私!日本人が英語できなくてよかった!!笑

とまぁ、今回の記事はただのシェアですが、一緒に英語パワーを試してみない?と言いたい部分があるわけです。

一人に集中する分、それなりにお金は掛かかる。でも、その価値を見出してくれた発達障がいのある子供達やその保護者の方に、私は精一杯努力してその道を示してあげたいという情熱があって、かつ、示せると思うんだな。

----ちなみに----

MBAに興味がある人が読んでくれているかもしれないから、MBAで生き残っていることに関しての続きを書きますね。

ぶっちゃけ私の場合、クラスで一番を取れるかもしれない科目とそうでない科目に大きく分かれる。ADHD傾向があって普通人がしないような単純ミスを連発し、その確認に人一倍の時間と労力がかかる私には、会計学や統計学などでクラス一番は厳しいけれど(そしてその方面で生きていくつもりはない。苦手を仕事にしないことだ)、得意な科目では能力を発揮できるということだ。仕事も単純にそのロジックで方向性を決めればいいと考えている。今のところ、一応それで生き残っている状態です。笑

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