長崎大学、養殖魚の飼料になる「ミールワーム」の育成装置共同開発
3月7日に
長崎大学は、養殖魚の飼料になる昆虫
「ミールワーム」の育成装置を長崎大学発スタートアップと共同で開発すると発表しました。
・養殖飼料の魚粉の価格高騰(カタクチイワシなどが主な原料)により、
資源枯渇の懸念が背景にあります。
具体的に、
・育成時に環境負荷が少ないとされる昆虫で代替し、海洋保全や水産業の低コスト化に貢献するために
甲虫類の幼虫「ミールワーム」を大量に育てる
という内容です。
欧州ではペット用の餌や家畜の飼料として普及しているそうです。
ミールワームとは?
ゴミムシダマシ科の幼虫のこと。
イネ科の植物を好んで食べる虫として知られており、麦や米が貯蔵されている倉庫などに住み着いていることがよくあります。
その為、貯穀害虫として嫌われる存在ではあります。
そして
動物性たんぱく質が豊富。
釣りに使う餌というより、ペットに与える餌としてよく知られているそうで、
主にトカゲやハムスターなどが好んで食べるそうです。