![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159483893/rectangle_large_type_2_7c6f99507856c505bebf54dde8b5fd1c.png?width=1200)
投票に行こう
きょう10月27日は衆議院選挙の投票日。投票できる権利を、みすみす放棄しないでください。この権利を勝ち取るまでに、幾多の犠牲がありました。殺された人も多くいたでしょう。8時間労働や子どもの労働禁止や義務教育など、いま私たちが享受している権利は、すべて先人たちの闘いの末に勝ち取られたものです。おろそかにはできません。
今回の選挙はとりわけ大切です。自民党が政権に復帰してから12年間の膿が一気に噴き出た感じがします。とどめは、「裏金」です。アベノミクスの失敗で国民は物価高に苦しんでいる。それなのに自民党議員たち、とくに安倍派は「裏金」をもらい、処分も軽いまま。何とかしてくれよという不満世論がくすぶるなか、共産党の「しんぶん赤旗」が、自民党が非公認候補にも公認候補と同額の2000万円を支給していたという特ダネを放ちました。
自民党は赤旗報道だけならたいしたことないと、高をくくっていたようですが、一般マスコミがこぞって赤旗報道を後追いしました。選挙選さなか、しかも政党機関紙の記事を後追いするのは、きわめて異例です。最近は「国営放送」と揶揄されるNHKですら「日本共産党の機関誌しんぶん赤旗によりますと」と言って報道しました。私の地元の中国新聞も1面トップ記事で報じました。中国新聞は最近は「政治とカネ」問題を鋭く追及していますが、赤旗記事をこれだけ大きく後追いしたのを、私は初めて見ました。全国の新聞も同じような報道をしたのでしょう。
広島に応援にきた石破茂首相は「このような報道に憤りを覚える」と言ったそうですが、憤るのは有権者、国民です。石破氏の近著を読んで、故安倍晋三氏とは違う政治姿勢に共感しましたが、この一言で「石破さん、お前もか」と言わざるを得ません。
みなさん、投票に行きましょう。子どもたちの未来のために、戦争しない日本を続けるために、給料上げて物価を下げるために、選挙権を使いましょう。