ありえな~いで、ホンワカ
今週のラジオ英会話は、「仮定法」
仮定法は、『可能性が著しく低い・反事実(事実でない)を表す形』
「・・・だったらよかったのに(実際にはそうではない)」
このときのポイントは、時表現をずらす
仮定法では過去形が使われますが、それは現実離れ(実際にはありえない)が遠く離れたイメージを持つことを過去形で表現しようとしているため。
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wish
wish(願う)は現実感のない願望を表す典型的な言葉で、後続は仮定法が用いられます。この場合にも、hadと過去形が現実離れした様子(実際にはお客さんが来ていない状況)をリアル感を持って表しています。ふむふむ👌
こうした否定形でも仮定法はよく用いられ、この場合相手のことを頑固だと決めつけ相手に伝えることになるので、言われたほうからすればあまり気持ちのいい言葉ではないですよねと講義の中で話しがありました。なるほど!
この場合では、教えてほしかったことは、もう今となっては取り返しのつかない「過去の出来事」
なので、過去をさらに時制をずらし、過去完了形が用いられることになる。
if節(ありえない)とwould(ホンワカ)
if節もwishと同様に仮定法ではよく用いられます。
この例でも、if節内で「私があなただったら」とありえないことなので、
「I were」
ちなみに、I wasではなく、I wereとなるのは仮定法が特別な形をとってきたときの名残り、現代英語ではもちろんI wasも市民権を得てきていると紹介されていました。
最後に今朝のkey Sentenceから
if節は「実際にはそうではなかったのだが」と過去の事実に反する仮定を伝えたいので、本来は過去形をつかうべきところを過去完了形(I'd had=I had had)と表現しています。
後半は、ありえない仮定を置いているので、will have(しただろう)を控えめにして、would have(したでしょうね)とホンワカ結んでいます。
仮定法は日本語では日常的にもよく使う、あり得る表現なのですが、こと英会話となると、やはり、ありえな~い
でも、講師の大西先生のトークに、ほんわかしています!