いつだって、それは誰も乗っていない空っぽの船だ
会議でいつもあなたを邪魔する同僚。彼はあなたに限らず、誰よりも自分が賢いと思っている。空っぽの船だ
朝、通勤途中で何キロも後ろをつけてきた乱暴なドライバー。彼は毎日、どの道路でも同じことをしている。それが彼の走り方だ。空っぽの車だ
銀行の担当者が、申請書に誤字があったからといって少額融資をはねつけた。彼は申請書を見たのであって、あなたを見ていたわけではない。スーツの下は空っぽだ
スーパーマーケットのレジの女性が、今夜のディナーパーティに使う小さなアンチョビの缶を詰め忘れたから、取りにスーパーに戻る必要があった。彼女は1日じゅうレジを打って品物を詰めている。80グラム入りの缶は見逃しやすい。彼女が意図的にしたわけではない。あなたに対してでないことは確かだ。これも空っぽの船だ
教訓
向こうの船は空っぽだ。私たちはいつも誰も乗っていない船に向かって叫んでいる。空っぽの船は私たちを標的にしているのではない。
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いかがだったでしょうか。
いま読んでいる本『TRIGGERー6つの質問で理想の行動習慣をつくる』(マーシャル・ゴールドスミス著)の中のとても好きな箇所です!
昨日の電話をかけてきた相談者の方が、まさに上の銀行担当者のケースの内容に近い相談だったことを思いだしました。
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