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三日坊主
富士大学体育会サッカー部3年江川諒汰です。
まずはじめに、日頃より富士大学体育会サッカー部への多大なるご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
自分の考えを文字にして人に伝えることは初めてなので、何を書くべきか色々悩みましたが、自分なりに今考えてることなどを綴りたいと思います。
本題に入る前に自分語りします。
私は年少からサッカーを始めました。姉がソフトボール、兄が野球をやっていた中で私がサッカーを始めたきっかけは良くわかりませんが、体を動かすことが好きだったことはよく覚えています。
父親がサッカー好きだったのもあり、家にたくさんサッカーのビデオがありました。その中にブラジルのロナウドのプレー集があり、自分もこんなプレーがしたいという憧れを持ち、よく公園に行って真似してました。それが今のプレースタイルの始まりだと思います。
ドリブル熱は一向に冷めず、小中高と歳を重ねてもYouTubeで新しいドリブラーを見つけては練習後公園にいき真似してまたそれを練習で試すということを繰り返してました。
コロナで学校が休校になった時期も、毎日友達と公園に行き何時間も1対1をして2人でよく新しい技を考えてました。それくらいドリブルすることが好きでした。
振り返るとよくこんな体力と熱量があったなと思います。
自分語りはこれくらいにして本題に入りたいと思います。
今、やりたいことが見つからない人に対して、三日坊主は素晴らしいということを伝えようと思います。
大学3年の後半になり、就職活動が始まりました。大学生活で1番の真面目モードです。自分が将来どうなりたいかの選択をしなくてはなりません。
3年生はやりたいことは何かと就活エージェントに聞かれると思います。その時私は特にやりたいことはなかったので給料や福利厚生の良い企業を紹介してもらい、ありもしない志望動機を考え、面接では良い子アピールをし、内定をもらいました。
内定承諾を出す時に本当にこのまま紹介してもらった企業に就職して良いのか、やりたいことを探さなくても良いのかという自分との葛藤が始まり、ほんとにやりたいことを探すことにしました。
そこで、私が今現在やりたいことを見つける方法として出した答えが三日坊主なので紹介します。
私がそうでしたが、「考えればやりたいことが見つかる」「いつか自然にやりたいことが見つかる」と思っていました。そういう人は私以外にもいると思います。ですがよくよく考えると、自分のやりたいこと、本当に楽しいと思えることは、実際にやってみないと見つかりません。一歩踏み出して初めてわかることばかりです。
そして、自分が本当に楽しいと思えることは決して多くありませんし、人生の大事な時期は短いです。
本当にやりたいことを見つけたいなら、「三日坊主」を正当化するマインドを持たなければいけません。ダメ人間というレッテルを貼られることを恐れてはいけません。何かちょっとワクワクしたことがあれば一歩踏み出してみる、飽きたらすぐやめて新しいなにかに挑戦してみる。なんとなく気になっていたものでもいいし、あえて自分が批判していたもの、毛嫌いしていたものでもいい。「俺は海賊王になる!」と言い海に出たと思えば、魚料理に飽きたから、船酔いがきついから、という理由で3日後には「俺はやっぱ山賊王になる!」とか言ってても良いんです。一度思い切ってやってみると、思考レベルから行動に移す筋肉が鍛えられて、少しずつ色々なことに挑戦できる人間になっていくと思います。そしていつか本当に心躍る何かがきっと見つかると思います。
私は大学生活ラスト一年このマインドでサッカーを続けるべきなのか、本当にやりたいことはなんなのか、を探しながら頑張りたいと思います。
上手くまとめることはできませんでしたが、私が今考えていることはこんな感じです。ここまで読んでいただきありがとうございます。
これを読んだ人の中から、1人でも本当にやりたいことが見つかってくれれば嬉しいです。
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次回のnoteは矢口工業の御曹司、矢口晴喜くんです。
是非お楽しみに。