ちょっとイイコトした、を増やす。アロハテーブル湘南江の島店のビーチクリーニングに参加してみた
サスティナブルにSDGs…相変わらず言葉が先走りする日本。最近はビニール袋の有料化や紙ストローの普及も見られるが、果たしてそれが地球に本当にいいのかどうかは、まだ模索中なのであろう。
しかしながら、「なにかを大切にしよう」と意識が向かうのは良いことだと思う。私は仕事で自然豊かな場所と関わるたびに、この自然はぼーっとしてたら保たれてきたわけではないことを知った。私は親類の死に直面し、体に良いものを食べることに興味をもった。そして私はコロナ禍を経て、地球との共存しているんだという意識が大事だということを知った。
これから買うなら、洋服はサスティナブル・ファッションを選びたいし、食べ物も農薬を使っていないものや自然放牧のものをなるべく選びたい。それが本当に地球に良いのかは正直わからない。きっと良いであろうという思いで、進めているだけに過ぎないかもしれない。しかし、なるべく昔から伝わってきた方法に戻していくのは、大事なことなんだろうなと思う。
そんな中、ZETTONさんが運営するアロハテーブル湘南江の島店が企画するビーチクリーニングに参加してみた。ZETTONの取締役の方と偶然知り合いで、その人のfacebookにはよくビーチクリーニングの取り組みをアップしていたのがきっかけで、ZETTONさんの取り組みを知った。
ビーチクリーニングというのは色々な団体がやっているのだが、ここがおもしろいのは営利目的の会社がやっているということ、しかも飲食店なのでなかなか珍しい気がする、そして自然が大事だ!という自然保護の観点ももちろんだが、自分たちのためにやっている感じがあり、なんだか共感した。
コロナ禍ということもあり、今は店員や会社の人が中心に参加しているが、地域の人からも参加したいという声が届いているそう。
人数も1年たたないうちに1.5倍以上になり、しかもかなり若い人たちが参加しているのが驚きだ。
意識が高い人がやる、とかではなく、自分の家を片付けるように海も山もきれいにする。そんな感覚できれいにする人が参加していたように見えて、だから気軽に参加できるんだとも思った。自分もそんな人でありたい、と改めて感じた。
久々に朝早起きし、1時間半かけて江ノ島に向かい清掃を行い、アロハテーブルでおいしいスパムおにぎりをいただき、今は鎌倉のカフェでゆっくりとしている。ちょっといいことしたせいか、なんだか気分がいい。
そんな日を少しずつ増やしていきたい。