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コロナ禍で時間ができたことを、幸と捉えるか不幸と捉えるかは自分次第

あけてめでたい2021年。しかし新型コロナウィルスに「時間」という軸はあまり関係ないのが現実だ。

2021年になっても感染は拡大し、再び首都圏、関西は緊急事態宣言を発令する自体となった。

コロナ禍による経済への影響で、どのくらいの人が自身の経済に影響があるのだろうか。

私の友人では飲食店に勤めている旦那が1年で2回もクビになったり、他の友人はローンを組み始めたばかりなのに次回のボーナスは減るからやばい!と言っていたり…。

新型コロナウィルスに感染した人よりも、経済的影響を受けている人の方が見かける気がする。

そんな中もちろん、うまくいってる人、変わらない人も多くいるが、業界によっては大打撃となったのは紛れもなく真実であろう。

筆者においては、じわじわと経済的影響を受けている。

2020年はありがたいことに今までの取引先の方々がお仕事を渡してくれた。本当にありがたいことだ。

しかし年末になり、2021年になり…。

もともと年始は毎年仕事はあまり来ない月だが、やはり例年より案件が少ないことは肌で感じる。

そう思うと何ができるかというと、「時間」だ。

お金が手に入らない代わりに、時間が手に入る。

仕事で忙しく慌ただしい時は、「あ〜時間がほしい!時間があればあれもやりたいしこれもやりたいし、それもできる!」と妄想にふけっていたのに。

いざ手に入ると今度は「仕事がほしい」に変化し、時間がほしかったときにやりたかったことを素直にできなくなる。

とある人に相談した。どうしたらこの状況をプラスに捉えられるかと。

「自分がこういう状況である。こういう状況なのは仕方がない。でもこうやって頑張ってる。自分は頑張ってる」

と、自己肯定を何度も声に出してしてあげると良いと言われた。

最初は恥ずかしかった。

本当に頑張ってるかな?本当にこの状況は仕方ないのかな?

そんな疑問を持ちながら言ってみた。

何度かいううちに「この言葉だとしっくりくる」「実はこう思ってるんだ』という気持ちと出会い、すんなり自分の状況を受け入れられるようになっていった。

「そういえば、時間ができたから本がたくさん読めるようになったじゃないか」

「時間ができたから、今までできなかったプロジェクトを頑張ってやってるじゃないか。また時間がなくなったらこれはまた出来なくなるかも」

「時間ができたなら、あの人の手伝いにいこう。自分の時間を有効活用しよう」

今までは、時間があることをマイナスにとらえていたが、声にだしてその状況を受け入れ、自分が頑張ってることをさらに口にだすと、なんだか時間があるのもわるくないんじゃないかと思えるようになってきた。

何が言いたいかと言うと、要は考え方、見方だ。

自分がそれを良いと思えば良い。

悪いと思えば悪い。

たしかにお金が入る方法は少なくなってはいる。

ではこういう時にお金に困らないようにはどうしたらいいのか、と考えるようになれた。

時間があってやりたいことをやってても、これで良いのかと不安がよぎる。

同時進行で案件を探しつつ、自分がやりたいプロジェクトを進めれば、罪悪感は薄い。

捉え方でやる気も変わる。

今がどんな状態でも、前に進むために悩んでいる時点で私たちは頑張っている。

今後どんな状態が進もうと、前を向きたくない日もあろうと

そんな日もある、みんなあるから。

その自分を受け止めようとしている自分がいるだけで、「私は、僕は頑張っている」とぜひ言ってあげてほしい。声に出して言ってあげてほしい。

思った以上に私たちの脳は単純で、その言葉を耳から聞けばだんだんと、自分は頑張っているかもと思ってしまうのだから。

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