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ちいさな写真記をつくる準備運動

大学卒業後、名古屋で撮る活動を始めた2020年、新型のウイルスにより移動の制限があったあの時期から、徐々に都内や県外でのご縁が広がった。

この夏からは横浜にも拠点を持ち、今年は毎月ペースで、1週間ほど沖縄で過ごしている。昨年から大学時代に色濃く過ごしたスペインをはじめ、海外にも足を運び出した。

旅先では膨大な量の写真をつい撮ってしまう。友人たちが「写真を見たい」と言ってもらっても、Instagramでは数に限りがあるし、見せる機会も少ない。それらの写真を使って、何かまとめたい、冊子を作ってみたいと思いつつ、テーマや体裁をぼんやり考えては手が止まり、日々は過ぎてしまった。

身近な人たちに、冊子をつくりたいと話すなかで、「旅日記みたいなものはどうか」と提案された。ハードカバーでしっかりとした写真集を作る!みたいなのは、いろいろハードルが高いので、まずはZINEみたいな気軽な作品はどうだろう。

写真に言葉を添えて、自分の思考を整理しながら、撮り溜めた写真たちが羽ばたけるものを作りたい。そのためにはまず、このnoteというオンラインの場所で、書き溜めていこうと思う。


今年も残すところ、あと2ヶ月。今年だけでも、国内は自分の拠点以外に、青森や富山に行った。国外はソウル、スペイン、ドイツ、デンマークへ。その辺りの旅からまず振り返ったり、これからの旅のことを記していきたいと思っている。

例えば、旅先のたくさんの写真と共に、その土地のいい場所や会いたくなる人たちのことを伝えたり。自分の感じたことも素直に残しながら。ひどく個人的なnoteになると思うけれども、制作(の過程発表)なのだから、読みたい人に届けばいい。

青森の森がほんとうによかった
スペインはいくらでも語れる気がする
まだこの世のどこにも出せていないソウル旅

久々なので、どんなことを書けるか不安もありつつ、思考を整理したり、前を向いて言葉に残しておくには、いい機会かもしれない。


紙の冊子をつくるその前に、オンラインでその思考と表現のプロセスを紹介する場として。ここでは素直に自分のために書いていくけれど、みなさんに読んでいただけたら幸いです。


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fujico
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