弥生
バスに乗っての帰宅中
星が輝く時間にあっても
案外 人は結構 乗っていて
私は立って 最寄りのバス停を目指している
乗っている時間は少しくらいだし
健康の増進を浮かべると 良いかもなと思う
バスは電車のように進む
絵巻物のように景色は動く
パラパラ漫画のように この路線の物語を描く
何か建物を造ってる
建物が出来上がった と
バスは次第に 家の近所へ来る
歩道に街灯があることに気づいた
街灯が春になったことを伝える灯り方をしていた
3月になったんだな と改めて思う
目的地へ着き 私は再びアスファルトの道を歩く
星の時間でも 空気は春らしさを感じる
3月になったんだな
再びそう思い 私は家路へ着いた
機材代に使います