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とある就職氷河期世代のパワハラ&セクハラ事情。

副題:体(フィジカル)を壊した人間はどう働けば良い?? 

 どうもふじ菜です!あえて過激なタイトルにしてみましたこんにちは。本当のタイトルは副題の方ですが嘘は書いてないですよ~

 今から約20数年前、栄養士養成学科を卒業し、私は病院の給食業務に付きました。ざっくりした概要はこちら↓↓

 新米栄養士ことふじ菜は、ろくに新人教育もされないままいきなり現場(厨房)に入れられました。なんの覚悟もないまま鍋を5個も6個も目の前に並べて患者食を作りました。なお、料理のレシピは材料が書いてあるだけで作り方は書いておらず、当時はスマホも存在しなかったので、その場で調べることもできません。朝番の時間は先輩もいないので(というか激務ですぐ人が居なくなるので先輩と言える人がほぼいない……)、ほとんどの料理を勘で作っておりました。

 メニューにゼラチンのゼリーがあったのですが、固まらなくて冷凍庫で無理やり冷やし固めて出したのは今でも苦い思い出です。おそらく患者さんのもとに届く時にはゆるゆるとろとろだったでしょう。当時、私のご飯を食べていた患者様方、本当に本当に申し訳ありません。
 また自分以外の誰かのミスで患者さんに間違えた食事を出してしまった際に、謝りに行くのは私の仕事。なぜなら「若い女の子のほうが許してもらえるから」。今ではありえない理由ですが、当時はこれがまかり通っておりました(今なら100%セクハラでパワハラですね……) 。
 そして普通に調理師のおじさんにお尻を触られておりました。また同僚の調理師の女の子はさりげなく胸を触られていました。今思えばお金を取ればよかったですね!!!(魂の叫び)

 余談ですが短大時のアルバイトは私鉄本社に併設のカフェでしたが、そこでお客さんの大手警備会社の人事(自称)のおじ様に手の甲にチューされて「うちの会社に入らない?」と誘われました。この誘いに乗っていれば今頃私は無職ではなく大手の正社員になっていたかもしれません。その代わり人として何かを失ってはいそうですが。笑。一応フォロー(?)を入れておきますが相手は酔っ払っていましたよ~

 なお病院の栄養士時代の上司は朝からお酒の匂いをさせておりました。常に手も震えている。おそらくアルコール中毒でしょう。あまりにも毎日が自転車操業でこのままでは医療事故が起きると思い、同期の栄養士とアル中上司に状況を改善してほしいと掛け合いました。しかし「責任は自分(上司)が取るから、だめなら給食なんて時間通りに出さなくても良い」という謎発言でなにも改善しないまま続行。
 いや、健康な人が使う社食ならともかく病院ですよ!? 患者さんは薬を飲む時間が決まっているんですよ? ちなみにその上司は辞めさせられたのか、はたまた辞めたのか知りませんがすぐにいなくなりました。上司って何だろうね……。なお、代わりの上司が来ましたが状況は改善せず。

 その後食事は遅らせずにどうにか現場を回しましたが、とても人間の生活とは思えない長時間労働で自分が体を壊し退職。腰から下の関節が全て悪くなり2週間ほぼ寝たきり。その後も足が痛くてまっすぐ歩けない。労災を申請しましたがタイムカードが操作されていた為長時間労働が証明できず、関節炎の原因が業務であると断定できないという理由で却下。
 今は普通に歩けますが、痛みが出るので長く立つことも、長く椅子に座ることもできません。そして、世の中の仕事ってだいたい「健康な人のため」にできているんですよ。中途半端に体を壊した人がフルタイムで働くのは本当にしんどい~
 ので! 今回40歳を超え無職になり、背水の陣で在宅ワークも視野に入れ、第一歩としてこのnoteをはじめました。甘かろうが安かろうがやらなきゃ明日は無い!

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ふじ菜
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