
【白峰】日本留学旅12〜15日目
どうもどうも松藤です。
1日毎だった投稿が2日まとめてになり、ついに2日以上まとめてになって
めんどくさくなってんな、と思った方
そんなこと思わないでください
理由がありまして、
4/21〜4/24は石川県白山市の白峰に滞在してたので、一個にまとめて書くんです。
めんどくさくなってないっす(少しなり始めてる)
さて白峰では何をしていたのかといいますと、
色々なお手伝いをする代わりにリノベ中の空き家に泊めてもらっていました。
初日は町を軽く案内してもらって町の歴史などを聞きました。夜には囲炉裏を囲んで町の人とご飯を食べました。
山菜の季節だったのでコシアブラや猪の肉、デカいなめこなどをいただきました。
あと途中参加のおじさんが持ってきた巻き寿司を食べさせられました。お腹いっぱいです。
次の日は朝からお仕事
白峰中心部にある旅館で部屋の清掃をしました。
その後、僕を白峰に招いてくれた山口さんの自宅へ、
春になったので自宅の窓の雪囲いを外す作業を手伝いました。
雪囲いとは雪国の窓や壁に設置されるもので、木や藁で作られています。雪囲いの効果としては屋根から落ちる雪から窓や壁を守る、凍結や家の中に雪が入ることを防ぐ、などがあります。
これを外す作業が意外と大変。
雪国の人は毎年これの着脱をやってるなんて…
疲れたので山口さん家でお昼休憩。
「ちゃんぽん」というラーメンを食べました。
白峰の人の中では袋麺といえばこの「ちゃんぽん」らしいです。味はというとサッポロ一番塩ラーメンを薄味にした感じです。
3日目も朝から旅館へ
この日はお風呂掃除をしました。
そしてそのままカフェのホールのお手伝い。
こんな感じで午前お手伝いして、午後はゆっくりしてました。
そんな白峰にはおもしろい文化が2つありました
一つ目は掃除の文化
初日に白峰に行くと、みなさんせっせと、あちらこちらで掃除していて、理由を聞くと、毎年春と秋?に掃除の検査があって、そのために家の窓や壁を綺麗にしているらしいです。
これはずっと続いている風習で、昔は検査が厳しく、畳も剥がして干していたらしいです。
二つ目が「出作り」という文化
出作りとは出稼ぎの山バージョンといいますか、出稼ぎは地方から都市にお金を稼ぐために行くことですが、
出作りは雪が降り始めるまでの間に山に行き、焼き畑で山を拓いて農業や養蚕をします。冬になると村に戻ってくる季節出作りと冬になっても山に籠る永住出作りがありました。
今はもうない文化ですが、
永住出作りってそれ村人なのか? 笑
一時期の白峰の総戸数は480
その内季節出作りが200、永住出作りが180
なんじゃそりゃ
「夏行ったら村なのにほとんど人いねーじゃん」
僕の中の寺田心がそう叫んでいます。
もっと白峰について知りたい方は
白峰にある白山麓民俗資料館に行ってみてください。
白峰は山がとても綺麗で町並みも昔の面影がのこっており、これから空き家が旅館になったりするみたいなので、その際には是非。
国指定重要文化財の白山下山仏もあります。