好き音楽家のBGM目当てであんスタを始めた話
BL好き二次元専門女オタクがあんスタを始めた話。
ストーリーをまだ一行たりとも読んでいないので、的外れなことを書いていてもご容赦願いたい。
BL好きだが、メインは二次創作のほう。一次創作作品(商業/同人問わず)は時々。
漫画・ラノベ全般と一般向けゲームを嗜み、乙女ゲームを時々プレイするタイプである。
読まないのは、男性向けに書かれた作品と、官能小説、ハーレクインくらいか。
でもとある男性向け年齢制限ゲーム制作会社の作品はチェックしてるし、時々プレイしてるんだよね。不思議だね。
あんさんぶるスターズ!! を始めました
あんさんぶるスターズ、名前くらいは聞いたことがある。女性向けの男性アイドル育成ゲームだ。
好き音楽家のBGM[*1]目当てであんスタを始めた。ストーリーはまだ一行も読んでいない。
同じ理由で刀剣乱舞[*2]を始めたことがある。なお、刀剣乱舞は今もプレイを続けていて、つい先日審神者[*3]就任7周年のお祝いがあった。脳死周回タノシイヨ!
*1 正確には歌曲のインストver
*2 刀剣乱舞(とうけんらんぶ)……歴史の改変を目論む歴史修正主義者に対抗するために、「刀剣男士(とうけんだんし)」と共に歴史を守るゲーム
*3 審神者(さにわ)……眠っている物の想い、心を目覚めさせる技を持つ者。刀剣の付喪神「刀剣男士」を呼び起こし、歴史を守る
さて、好き音楽家のBGMである。違う、あんスタの話である。
あんさんぶるスターズのValkyrie(ヴァルキュリー)という二人組ユニットに、かれこれ十数年好きでいる志方あきこさんが楽曲を提供したとの情報が飛び込んできたのは、残暑厳しすぎる2023年9月のことであった。
アルバムのリード曲として収録されるため、この時点ではゲームをプレイしようとは考えていなかった。ちょっと公式サイトを見てあらすじとゲームシステムをチェックして、リズムゲームメインのMusicと従来型のBasicがあることを確認したが、この時点ではゲームをプレイしようなどとは欠片も考えていなかった。誓って本当である。
志方曲だが志方歌声ではないため、別にいいかとスルーした。気が向いたら配信で聴くかと思っていた。アルバムの紹介PV(ダイジェスト動画)を見てもそう思っていた。というか正直、PVだと歌声が良く聞き取れなかった。歌声は重要。
流れが変わったのは、提供曲がゲームに実装され、MVが公開されてからである。
すごいなあんスタ、曲ごとに3Dの等身大キャラクターが踊るMVがあるの?
Twitter(現:X)を眺めていたら、こんな重大情報が目に入ってきた。
ちょっと聞いてないんですけど!?!!?!!!?!!!!
公式ぃぃぃ!!! こういったことはちゃんと宣伝しろぉぉぉぉ!!!!
インストverが聴けるなら話は別である。なぜなら貴重なインストverだからだ。
今からでも間に合うのか!? 平日は新しいゲームを始める時間が取れなかったため、逸る心を抑え、休日まで待ち、念のためもう一度公式サイトでMusicとBasicの違いについて確認し、DMMでプレイできることを何故だか知っていたため[*4]、DMMのあんスタbasicのページに行きプレイ開始ボタンを押した。よく晴れた11月18日のことであった。
*4 おそらく、刀剣乱舞が以前は戦略シミュレーションに分類されていたのが、いつの間にか女性向けに分類されるようになったと小耳に挟み、DMMの女性向けゲーム一覧を確認しに行った時に知ったのだと思う
Basicで始めた理由は、リズムゲームは専門外だからである。私の反射神経は死んでいるんだ。みんなよくスマホの小さい画面で指を連打できるな。
ちなみにどのくらい専門外かというと、A3![*5]をあんさんぶるスターズ!の略語かと思っていたほどである。[*6]
*5 A3!(えーすりー!)……リベル・エンタテインメントが提供する男性役者育成ゲーム。リズムゲームではない
*6 「あ」ん「さん」ぶるの略語だと思っていた。アンサンブルの頭文字は「E」である
とにもかくにもプロデューサー[*7]デビューである。プロローグをクリック連打で飛ばし、名前入力を求められた。
なんとあんスタ、ユーザー名と主人公名を別に設定できる親切仕様である。主人公≠プレイヤー派は大感激だ。しかも主人公にはデフォルトネームが用意されている。助かる。私は少女漫画も少女小説も読むし乙女ゲームも時々プレイするが、主人公≠プレイヤー派なんだ。主人公は作品内のキャラクターの一人として認識している。
何も考えずに刀剣乱舞と同じで良いかとユーザー名を入力した。さて、今度こそスタートだ。頑張ってアイドルたちをプロデュースしてくれ、あんず[*8]ちゃん!
*7 あんスタの主人公は、アイドルたちのプロデューサーをしている
*8 公式が用意している主人公のデフォルトネーム。女の子。なお、実際に頑張るのはプレイヤーである
早速チュートリアルガチャがやって来た。まず任意のアイドルユニットを選択し、ユニットメンバー内からランダムでキャラクターカードが一枚手に入る。しかも引き直せる。なんと親切なことであろうか。企業のリセマラ防止策である。実際のところ、どうなのかは存じ上げない。
そんなチュートリアルガチャでやって来たのは、ピンク髪の子だった。
どうしよう? 正直何も考えてなかった。ビジュアルはアルバムのジャケット絵をちらっと見ただけである。どちらかというと、黒髪の子が好みに近い気がしなくもないが……
まあいいか! これも縁だ。よろしくね、斎宮 宗くん。ところでお名前なんて読むの?
いろんなキャンペーン中であったため、ログインボーナス画面が5個ほど出てきた、またもやクリック連打で受け取る。いよいよメイン画面だ。
ごちゃごちゃしていて何がなんだかさっぱり解らん。初見あるあるである。
こういうときこそ、発達したインターネットと集合知に頼る場面!
攻略wiki! 助けて!!
……昨今の攻略wikiは見辛いな、どこに何が記載されてるのかさっぱり解らん。
まあ落ち着け。ブックマークしてたTwitterの画像付きツイート(現:Post)を表示する。この画面はどこの画面だ? 着せ替えできる画面? キャラクター部屋か?
あった。ここか。衣装と背景とBGMを変更できるのね。しかもメイン画面に表示できるキャラを2名まで増やせるんだ。手厚い! 3名以上のユニットを箱押ししてる人たちはどうしてるんだろう?
BGM、BGMっと……アイテムと交換できるのね。それで目当ての曲は……ないな??
あれっ、この部屋であってるよね?(ツイートの画像と見比べる)うん、あってる。でもない。
じゃあ、カードに付属してるか、イベント報酬か、イベントプレイで自動で登録されるかのどれかだな!
ここでちょっと安堵した。今回手に入らなくても、きっとそのうちアイテムで交換できるようになるのだろう。刀剣乱舞と同じである。余談だが刀剣乱舞の最初の近侍曲[*9]は5振分同時に実装され、新人審神者では当然全てを手に入れることはできなかった。初期刀[*10]の曲を入手するだけで精一杯であった。イベントはまた開催されるからとプレイを続けていたら、いつの間にか7年過ぎていた。脳死周回タノシイヨ!!
*9 近侍曲(きんじきょく)……刀剣男士個別のBGM。イベントアイテムと交換で手に入る。刀剣乱舞では、メイン画面に表示させるキャラクターの役職を「近侍」と称する。2023年現在、4割ほどを志方あきこさんが担当している
*10 初期刀(しょきとう/しょきがたな)……公式が「始まりの一振り」という呼称を用い出す前から、ファンの間で長く使われていた呼称。でも公式も使っていた形跡がある。
ではカードを入手するためにガチャを……「スカウト」と呼ぶのね。石が必要だな。ちょっくらデイリーミッション[*11]をクリアしてくるか。
*11 あんスタにデイリーミッションは存在しないことを後に気付く。ウィークリーミッションに相当するものはあるが、こちらでは石は手に入らない。
ここであんスタBasicのゲームシステムを説明しよう。
簡単にいうと、入手したカードの能力値を強化し、5人組を編成し、合計能力値で高得点を目指すカード育成ゲームである。同じカードを複数入手すると限界値が突破さる。能力を上げると衣装を貰えたりカードがマイナーチェンジされる。ソシャゲでよくあるシステムである。
育成アイテムは、ログインボーナスやミッション、石使用のほか、所謂クエストで手に入る。
あんスタでクエストは「フェスプロデュース」と呼ばれ、20ターン中に、編成した5人が4箇所にランダムに配置され、ダンスやボーカル等のレッスンをし、20ターン目にライブを行い、前述した能力値で高得点を目指す。要はクリックゲームである。
うーん、説明しずらい。
この20ターン中に、4箇所のいずれかにいるキャラクターを支援すると、キャラクターがアイテムを落とす。ドロップアイテムである。このとき、キャラ個別のミニトークが発生することがある。
フェスは、常設フェスが4事務所×4ユニット分、曜日別フェスが7日分×2種類分、あとは限定フェス(イベント)である。イベントは、報酬までの必要ポイントを札束ビンタで稼ぐ、闇のゲームである。ランキング報酬が石とアイテムだけなのが救いか。
個別のミニトーク以外に、この各フェスにもフェス別トークが存在する。
なるほどなるほど、こういう風にキャラクターの内面を知り、好きなキャラを育成するゲームなのね!
大いなる勘違いである。この時点での私は、あんスタというゲームを何も理解してはいなかった。
さて、スタートダッシュミッションやら新人向けミッションやらをクリアして石を貯めた。ガチャの時間だ!
アルバム発売記念での実装なので、10連で2枚確定。やったぜ! Valkyrieが二人組で助かった!!
無事に入手しさっそくカード情報を見る。
……衣装解放はあるけどBGMは無いな。じゃあイベント報酬か。
あちらこちらをクリックして、なんとかイベントページにたどり着く。
イベント内容は、
アルバム衣装のカードのガチャ(さっき回したやつだな……)
ユニット関連ストーリーの無料解放(ストーリーがあるんだ、解放だけしておくか……)
あとは、スタンプラリーミッション?
ミッションの報酬一覧をようやく見つける。
あった! これだ!!
このミッションをクリアして行けば良いのね!!
これで勝ったも同然! お昼を食べてくるね。
手早くミッションをこなして行く。簡単なミッションで助かったわ~。
そんなこんなで目当ての曲を手に入れることができた。さっそく設定して、ブラウザを放置して聴いてみる。
格好いい曲だな!
さすが志方あきこさん!!
ありがとう、あんスタ!!!
これにてミッション完了!!!!
刀剣乱舞の戦力拡充の周回に戻ることにするよ!!!!!
ご清聴ありがとうございましたっ!!!!!
と、ここで終われていたなら、こんな隙自語振り返りプレイ日記なんて書いてないんだよなあああああ!!!!!
こうして休憩を挟みながら約6時間で好き音楽家のBGMを手に入れた私、心の中で情報提供をしてくれた人に感謝しながら、該当ツイートからブックマークを外そうとした。
あれっ歌入りverも設定できるの?
……ないぞ?
もう一度ゲームの隅から隅まで探す。やっぱりない。
貰えるのはMusicで音ゲープレイした人だけかな?[*12]仕方ないね。
*12 のちに公式Twitterを遡って把握するが、11月9日限定で配布していた模様
今度こそ該当ツイートに別れを告げる。ありがとう、見ず知らずの人。
人は何故ソシャゲをプレイするのか、そこにミッションがあるからだ。
BGM聴くためにログインするじゃん? なんかログボが貰えるじゃん? 体力(アクションポイント)が回復してるじゃん? そこにミッションが残ってるじゃん? じゃあ、ついでだから……とプレイするじゃん?
こうして愚かな人類は、運営の策略にまんまと嵌まるのである。
ガチャチケットが貯まっていたのでチケットガチャを引いた。元気系ヤンキー系サムライ系と幅広く網羅している。眼鏡と双子も居るよ! 約50人も居ればそうであるというもの。ほー(感心)
Valkyrieの二人について
時系列は前後するが、斎宮 宗くんの個別キャラトークにこんなものがあった。
マドモアゼルって誰!?
事前知識がほぼゼロで、プレイ開始直後だったため、何もわからず非常に混乱した。一瞬セリフとも相まって、御自身のことをそう御呼びになっていらっしゃる……? と勘違いしそうになった。
幸い、ほかの選択肢で「僕は」「僕の」と言っているのをすぐに知れたため、自身をマドモアゼルと呼ぶ高飛車系ゴシック女王様という疑惑はすぐに払拭された。いや別段、自身をマドモアゼルと呼ぶ高飛車系ゴシック女王様な男性キャラでも構わないとは思うが。
じゃあ、マドモアゼルって誰?
疑惑はその後暫くして判明した。常設フェスの方のトークにて、可愛らしい人形を腕に抱く立ち絵が出てきたからだ。
あっこの子か、可愛い!
オルゴールの台座の上でくるくる回るグッズとかありませんか?
こうしてドール趣味があることが判明した斎宮 宗くん。なんとフランスと日本を往復しながら活動しているらしい。大変だな。
もう一人のメンバーの影片みか君は、オッドアイ持ちのワンコ系関西弁キャラだった。斎宮 宗くんを「お師さん」と呼んで慕っている。かわいいな。ところで名字なんて読むの?
「!」と「!!」の違いについて
あんスタは「!」をバージョンアップする形で「!!」が稼働している。Musicはこの時に新しく作られたアプリだ。ストーリーとカードの絵柄はBasicと共通である。
Basicでは「!」も引き続きプレイできる。ウィークリーミッションの報酬が「!」のガチャチケットだったため「!」のほうも遊んでみた。「!」をプレイしようというミッションも丁度あったことだし。
「!」のほうは学院が舞台なんだね。全員学生?
「!」でチケットを使いガチャを回すと、影片みか ☆4を入手した。
みか君もマドモアゼルを腕に抱いてる……? マドモアゼルってValkyrieのマスコットガールか何か?
……なんだかこの二人、「!」と「!!」で印象が若干違うな? いや、トークとメイン画面に表示されるセリフしか見てないけど。
斎宮 宗くんは、主人公と出会ったばかり、ということを加味しても、少々刺々しい気がする。実は人見知り? 「!!」では「カカカッ!」と朗らかに笑っていただろうが。
影片みか君は、なんというか……ちょっと地に足がついていないというか……言語化って難しいな。
祝福のLibrary及びMVについて
BGMをひたすら聴いていたら、歌入りverが気になってきた。公式配信のMVを見る。
……この二人、なんかかっこいいな? というか、歌が上手いな??
[0:25]あたりのバックライトがパッと点いてそのあとでにっとするところとか、[1:40]あたりの手を差し伸べてるところとか、[2:27]あたりのふっと微笑んでる表情とか、[0:37][1:55][2:09]あたりの自信満々な表情とか、この二人顔が良い!!
みか君、セリフだとワンコ系関西弁キャラなのに、歌だと印象がまるでちがうな!?
なんというか、大人になりたての少年というか、幼さの残る青年というか、声が落ち着いていて響いてきこえて、のびやかで、端的に言うと、格好いいな!?(語彙力の限界)
いや、斎宮 宗くんの声も好きだよ! 私の歴代の押しの声を担当してる人だよ!! とくに、[1:77 - 嗚呼 螺旋に]の部分がエロ、格好良いよ! 恐れ入ります、すみませーん!!
兎にも角にも歌が上手いな! この歌声なら聴ける![*13]
フルバージョンはどのサブスクで聴けるのだね!?
*13 同じ歌の違う人たちの「歌ってみた」を十数曲聴いてみれば理解を得られると信じたいのだが、再生数多いし上手いんだろうけど、自分の好みの歌声ではない、ということがままある。「歌ってみた」界隈でよくある。
*13 大須賀 純さんが刀剣乱舞に出演していて、高橋広樹さんも刀剣乱舞に出演していて、尚且つ押しの声を担当しているのに、今更? というなかれ。初報にもPVにも、歌・Valkyrieとあって、中の人が誰かの情報が無かったのだ。ぶっちゃけると、声優が誰かなんて歌のフルバージョンを調べたときに漸く把握した。
舞台設定と、Valkyrieの二人について(2回目)
Live2Dってすごいな、キャラクターがぬるぬる動くよ! 昨今では当たり前になってきたけど、これを8年前にミニキャラだけでなく立ち絵にも取り入れたなんて運営は思い切ったな。
でもちょっと設定がよくわからん。
主人公がまだ学生っぽい描写があるのに、複数の芸能事務所のアイドル達のプロデューサーな理由もわからん(ストーリーを読んでいない所為だよ)。
うん? 君達いま同じ動きしなかった?
いや気のせいか……動くタイミングが同じだったからそう見えただけかも。腰に手を当てるのは他のキャラもよくしているし。作った人が同じ人なら、多少は似通うことも……
やっぱりシンクロした動きをしてる!!
え、なに何で!? 何でただの立ち絵でまったく同じ動きをしてるの!? これが踊っている時ならそりゃあ分かるよ!?
冷静になった後に調べたら、動きのモーションにパーツ絵を貼り合わせるLive2Dの特性上、同じモーションを使っているならこういったことになるようだった。[*14]
*14 モーション数が少ないという意味ではない。再現しようとしてなかなか再現できない程度には多い。
な、なんだ……1枚の静止立ち絵と違って、Live2Dだとこういったことが起こりえるのか……大人の都合か……そうか……
あーびっくりした。ははは、まったく、驚かせやがっt
人形!? メンテナンス!?
この二人の関係って何!?!?!?
Wikipedia! Pixiv大百科! 助けて!!
~あんさんぶるスターズ! あらすじ~
男子アイドル育成に特化した、私立夢ノ咲学院のプロデュース科に編入してきた主人公(転校生)。学院の個性あふれるアイドルたちをプロデュースする。しかし学院では、圧倒的権力を持つ生徒会が、一部のアイドルたちを優遇していた。
~あんさんぶるスターズ!! あらすじ~
1年後、学院の卒業生たちが中心となって作られたビル「アンサンブルスクエア」に4つの芸能事務所が集まり、学院のアイドルたちが所属。主人公(プロデューサー)は学生のまま、アイドルを補佐するための組織「P機関」に所属し、アイドルたちのプロデュースを行う。
なるほどなるほど、そういう設定……
……いまなんか、不穏な文章が目に入らなかったか?
キャラクター説明も見る。
ここでようやく、二人の名前の読み方を把握する。遅い。
斎宮 宗(いつき・しゅう)
影片 みか(かげひら・みか)
「いつきのみや」じゃあなかったんだ。「しゅう」って読むのか「そう」かと思ってた。
(熟読中……)
…………………………なにこの激重設定。
マドモアゼルにはそういった役割が……
あんさんぶるスターズ!! というゲームについて
あんさんぶるスターズを一言で説明すると、好きな男の子を応援してトップアイドルに導こう! キラキラ☆青春アイドル育成ゲーム!
ではなかった。
なんでそんな風に思ってたんだよ! だって公式サイトがそんな雰囲気だったんだよ!![*15]
*15 「!」の公式サイトのストーリー(第一部)には、ちゃんと書いてある。「!!」のストーリーにも「人生模様」「非喜劇」「感情が交差し激突し爆発し」と、よくよく考えたらそれっぽいことが書かれている。タイトルで検索したら「!!」の公式サイトが真っ先に出てきたため、「!!」のストーリーしか確認していなかった。なんの罠だ。
誰だよこんな激重設定考えたやつは!
そうだったあああああ!!!!! お前だったよ日日日あああああ!!!!![*16]
*16 私は一般向けラノベも読む人間である。当然、日日日作品も読んだことがある。ちなみに生まれて初めて読んだラノベは、冴木忍さんの「星の大地」
*16 こういったゲームの設定は、複数のスタッフが関わっているものなので、シナリオライターの所為ではない。でも絶対、日日日にも若干の責任があるだろ
あんさんぶるスターズ!! とは
あんさんぶるスターズは、どうしようもない理不尽が支配する世界で、懸命に抗い立ち向かい成長する青少年たちの、感情が交差し激突し爆発する群青劇である。
乙女の心をへし折るゲーム(略して乙女ゲー)じゃねーんだぞ!?[*17]
いやまだシナリオ読んでないから適当に言ってるんだけれど!!
*17 HaccaWorks*制作の、BL風味女性向け一般ゲーム「あかやあかしやあやかしの」の、声優インタビューでの声優さんの発言。なんだか情報が渋滞しているが、BLゲームと呼ぶにはBL成分が足りず、男の子が主人公なので乙女ゲームではない。でも女性向けである
*17 正確には「乙女ゲームに慣れた皆様の心をへし折るゲーム」。出典は、雑誌「B's-Log 2013年11月号」215頁
*17 「略して乙女ゲー」の部分は、上記声優の発言を聞いたスタッフが、それだ!と裏話に書いたときのもの。出典は、スタッフ本「まるは 小匙2と1/2」
*17 2024年2月に再移植され、SwitchとSteamで発売予定。和風レトロ神隠しノベルゲーム。OPが志方あきこさん。よろしくね!
終わりに
おかしい……世のオタクの間では、煮付けの後日談や因習村妖怪爆誕話が騒がれているのに、なぜ私は一人、8年前に公開されたゲームの設定に一人脳内を蹂躙されているんだ……まだシナリオを読んでもいないんだぞ。
既存プレイヤーはとっくの昔に通った道だ。周回遅れにも程がある。
そうだよ! 私は依存しあっている二人が大好きなんだよ!!
はー(溜め息)、情緒が落ち着かない。何か書かないと落ち着かない。シナリオをまだ読んでないので二次創作もできない。でも一旦落ち着かないと読めそうにない。
そうだ、振り返りプレイ日記を書こう。
だいたい11月4週目のことである。
こうして、この振り返りプレイ日記が誕生した。なお、1割程度の捏造が含まれている。筆が遅いので時間が掛かったが、お陰で大分落ち着いてきた。
少しずつシナリオを読んでくるよ……
……なんだいこのシナリオの数。しかも本編はフルボイス? もうお前はノベルゲームを名乗れ。
好き音楽家のBGM目当てであんスタを始めたら、設定だけでValkyrieの二人に性癖を抉られた話
終
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