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早春賦の旅


安曇野へ

3月のはじめ、ずっと気になっていた安曇野へ行って来ました。
安曇野へ行ったのは、北アルプスを見てみたいと思っていたことがきっかけ。

もともと、アラスカや北海道に興味を持っていた自分にとって、天然水のCMで見た白馬の大自然は、いつかはと思う場所に。

そして、学生生活も残り一月、白馬ではないものの、北アルプスを眺めることができ、友人もいる安曇野へ行くことに決めました!

福島から新幹線に乗り、大宮を通って長野へ。
大宮近くになると見えたのは富士山?なのか??

長野に着いてからは、篠ノ井線に乗って松本へ。

篠ノ井線から見た長野市街


明科という駅を過ぎると景色が変わり、
見えて来た山並みには、cmで見たあの時の、掴まれるような美しさが!


ちょこっとドライブ

2日目は友人と、山麓線という道をふらっとドライブへ。
初めに見つけたのは北アルプス牧場。

澄んだ青空に映える赤


ホットミルクを頼んだら、なんとも言えない美味しさ!すごく冷え込んだ朝だったのでいっそう温まりました。

そのあとは穂高の碌山美術館へ
大学で彫刻を専攻していることもあって、これは行くしかない!と

北アルプスを望むことができる場所にあったのは、レンガの建物。
薪を焚く匂いに、お昼には鐘の音も。

芽吹くのはもう少し先のよう


荻原守衛の《労働者》や《女》という作品は、ここに来る以前から気になっていたので、じっくりと観ました。

そしてなんと、高村光太郎の《手》や中原悌二郎の《若きカフカス人》も。
研究室の本の中で見た作品が目の前に。
"手" 意外と大きくてびっくり。

わさび農園へ

友人と、「安曇野といえばわさび!」ということで、わさび園へ。

澄んだ水が流れる小川には、わさびの葉が!
水面の光、冷たく澄んだ空気
北アルプスを遠くに眺めて、気持ちの良い時間を過ごすことができました。

水面が反射する冬の光


梅の花が咲く小道の先から


旅の終わりに

近くの道の駅で五平餅とおやきを買って、河川敷に食べようとしたら、早春賦の碑が、
ぱっと頭に浮かばなかったけど、調べるとあの曲!

雲間から差す光と菜の花、
また、いつか来れる日を。


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