拒食症チェックリスト(「ザ・ベストハウス123」より)
このブログを見てくれてる人のうち、かなりの人が観たのでは、と思えるこの番組。拒食症の話題に入るところで、挟まれたニュースの担当女子アナが高橋真麻だった。ちょっと、感慨。
それはさておき、番組の主役はイザベル・カーロ。一番ひどいときには、165センチ24キロまで痩せたフランス人女性だ。3年前、拒食症防止キャンペーンのポスターにモデルとして登場したことで有名になり、来日して、この番組に出演した。
僕の中で、写真のイメージが先行していた彼女の、生い立ちや葛藤、人となりが、多少なりとも知ることができたことが、まずは収穫といえるかな。とりあえず、番組で紹介されていた「拒食症チェックリスト」を、掲載してみる。
① ストレスを発散できず、抱え込んでしまうほうだ。
② 健康のためではなく、ファッションのためにダイエットしたことがある。
③ 太ってる人は仕事や勉強ができない、と思ってしまう。
④ 食事のときに、カロリーが気になる。
⑤ 今のままの自分では、ダメだと思いがちだ。
⑥ 同性を見るとき、自分より腕や足が細いか、気になる。
⑦ 学生時代は勉強やスポーツなど、とにかく頑張り屋だった。
⑧ 食べ過ぎたあと、体重が戻るか不安に思うことがある。
5つ以上の項目に当てはまると、要注意だとか。また、②と⑦など、身体的な項目と精神的な項目の両方に当てはまってると、より危険度が増すという。
(初出「痩せ姫の光と影」2010年12月)
この記事には「私も当てはまる」というコメントが続々と寄せられた。誰もがなる病気などともいわれるが、なりやすさには違いがある。また、それでもイザベルのような痩せ方に憧れてしまうという声も。そんな彼女は帰国後、さらなる悲劇に襲われていた――。
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