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中島美嘉と耳管開放症

今朝のスポーツ紙(日刊スポーツ)より。中島美嘉が、耳管開放症の悪化で活動を休止するらしい。
この記事では触れられてなかったけど、この病気は痩せた人がなりやすく、摂食障害で痩せた結果、かかったという話もよく聞く。一説には、耳管周辺の脂肪が少ないと、鼻と耳とをつなぐ耳管の収縮が不完全になって、開きっぱなしになりやすいのでは、と言われてるとか。
彼女の細さが体質なのか、それだけではないのか、ということについては、謎のままながら、これもまた「痩せ姫の影」を体現してしまった、ということなのかな…
ちょっと前の記事で「開きかけてはしぼむ感覚」について書いたけど、この人の場合は、花は開いてる感じ。でも、黒っぽい花を夜に咲かせてる趣きで、それが独自のエロスをかもし出してる気がする。
日常生活には支障がない、というものの、歌姫としても貴重な人だから、しっかり治療して、復帰してほしいものです。

(初出「痩せ姫の光と影」2010年10月)


SNSとして勢いのあった頃のミクシィには「美嘉サマのように病的に痩せる会」というコミュニティがあり、人気を誇った。また、映画「NANA」での姿に憧れた人も多い。スレンダー芸能人として、一時代を築いた存在。個人的には、平成屈指の名曲「雪の華」を生んでくれたことに感謝してる。耳管開放症も歌手をやめるほどの大事には至らなかったようで、何より。


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