感謝感謝のご近所さん
昨年の秋 押入れに眠っていた大型の炬燵布団を 食道のテーブルの上に
かぶせてその上に新に生協で炬燵の天板を置いていたのを この度処分することにした。
炬燵布団は6月に粗ゴミで処分したけれど天板はまだテーブルの上に置いてあったので これを処分するのに大型ごみ300円の処理券を購入しなければならず、この猛烈な残暑の中に出かけていくにはちょっと億劫になって陽が落ちてからコンビニで購入することにした。それには猛暑だけの理由とは別にちょっとした理由があった。
この夏6月の末、いつも定期購入していた化粧品の洗顔料が 配達日10日を前にして無くなったのだ。
10日辛抱すれば配達されるのだから・・と、私は石鹸を探した。
すると 棚の奥に以前どなたから頂いたか忘れた外国製の石鹸があったのを
見つけた。それはとても綺麗な箱に入って高級そうな石鹸だったので しばらくの間それを使うことにした。
すると、1~2日の洗顔で 顔に小さな湿疹があちこちに出来たのだ。
それが又小さいのにかゆいい!
「しまった!」やってしまったのだ。
その洗顔せっけんは 私の肌に合わなっかったのだ。
それからというもの 季節は夏、それも半端じゃない猛暑で汗をかく。
その上出かける時のお化粧が「かぶれ」をひどくした。
あ~あ、せっかく「年のわりに肌きれいね!」って言ってもらっていたのに・・
それからというもの 皮膚科の医院に行けばいいのだけれど 教えてもらった皮膚科は丘の上にあった。タクシーで行くにはちょっと近すぎる。
もうちょっと様子を見よう!
日光に当たらず涼しい所で回復を待った。
7月 8月そして9月、あっという間に日が過ぎる。
湿疹はおさまったかのように見えたが、歯お医者さんなどはどうしてもお化粧をしてしまう。室内に居ても汗はかくからなのか湿疹はおさまらなかった
そして、天板用のゴミ処理券を購入することになった。
コンビニなら夜でも購入出来る!
意を決して午後7時過ぎに出かけた。
昼の活気はないけれど もわ~っとした熱い空気がまとわりつく。そんな中足早に歩を運んだ。
長いあいだ、家に閉じこもっていた割にはしっかり歩けていることはきっと 朝30分の柔軟体操とスクワットの成果が出ていたようでうれしかった。
さすがに人通りはなく西の空の雲の間から稲妻が走るのを見た時「怖いなあ帰ろうかなあ・・」と思いながら「折角出て来たんだから・・」とがんばって歩を進めた。
バス通りに出てまばらな人影が見えた時ホッとする自分がいた。
そして信号を渡ってすぐ「セブンイレブン」に飛び込んだ。
「粗ゴミ券ありますか?」
若い店員さんが聞き正す「300円の粗ゴミ券」というと「お待ちください」と奥に入って行った。しばらくして「すみません、売り切れてます」という。
「ええ!ないの?折角これだけを買いに来たのに・・」
「はい すみません」「いつ入って来る?」「さあ、わからないんで~」
私はアルバイトだな?と思ったので「残念やなあ~」と言い残して店を後にするしかなかった。
翌日プラスチックゴミを出しに行った時 斜め向かいの若い奥様と出会ったので 昨夜のことを話していると
「私、買ってきましょうか?出る時ついででよかったら・・」と言ってくださるので 私は「いいの?」といいながら「2枚買ってもらったら予備で置いておけるのでお願いしてもいい?」ということになり「18日の大型ゴミを一週間延ばしてもらうように電話しておくわね、ごめんね!おついでの時でいいから・・」とすんなりお言葉に甘えることにした。
家に帰ってゴミ収集所に電話して事情を話すと「すみませんね」と返ってきた「いえいえ、こちらこそ!」と言って一週間延ばしてもらった。
その日の夕方、少し早めの夕食を取っている時、なんとゴミ処理券2枚と枚方市駅の皮膚科の医院の電話番号と診察時間をメモって持って来てくださったのだ。
「私が行ってるとこでどうか?と思うけど私には合っているんで・・」と
なんてご親切!
私は感謝感激で手を合わすしかなかった。
お金を払う時 冷蔵庫に冷えていたスポーツドリンクのパウチを二つ
「スポーツしやはる時飲んでね」と渡した。
夕食が終わりこの記事を書いている時メールが入った。
スポーツドリンクのお礼とその皮膚科の行き方が詳しく書いてくださっていた。
なんて、私は幸せ者なんだろう!
そう思わずにはいられなかった。
これから年々 もっともっと誰彼となくお世話にならなければならなくなる年齢に来てることを感じざるおえなかった。これから先の不安と共にご親切なご近所さんへ感謝感謝の思いを改めて感じた今日だった。