私のお医者さん

私には　係りつけのお医者さんが二人いる

内科の先生と歯医者さん

内科の先生は　夫が癌になった時以来のなが～いお付き合い

緩和ケアの先生が　家族の健康も診てくださって

娘の時もお世話になった

気心知れた　お医者さん

昨日は　待ちに待った診察日

私のミスで　お薬が一週間足らなくなって

一週間早めた診察日

熊のぷーさんのような先生

最近　ライザップで身を引き締められた

健康的な熊のプーさん

私にとって　なんでも話せる　良～い先生

「どんな感じ？」と聞かれて

「う～ん、春先　木の芽立ちのわさわさした感じ！」

すると

「お薬は　飲んどかんと　な！」と　柔らかいお言葉

さっそく薬局でいただいたお薬を　その場で飲んで

夕べは落ち着いて　よく眠れました

甲状腺ホルモンが低下すると

こんなにも　落ち着かなくなるのか…？と、改めて実感！

苦しんでいた時のことも、

人って　忘れるんやねえ

もう一人の先生は　歯医者さん

パンダのような先生

私より　若いはずなのに

長く伸びた眉毛が　真っ白

私の歯は　長年使ってきたので

エナメル質が　すり減って　神経が顔をのぞかせている

けれど　痛くもなく　

しかし、時たま　そこに食べ物が当たると　

微妙な身震いを　感じる

そのことを　説明するのに

言葉が見つからず

仕方なく、先生に　

身体を縮めて震ってみせた

先生は　「う～ん！」と唸って

分かったのか分からなかったのか…？

伝わったのか伝わらなかったのか…？

とにかく、

小さな虫歯を見つけて治療してくださる

先生に　早期発見早期治療にお礼をいった時

「早い発見の治療は　痛くないですね！」という言葉に

先生が　マスクの中で　うれしそうに笑って

首を大きく　振ってくださった

「次は　一か月後」と　言われて、喜んでいると

受付で

「一か月後は　新しい診療所で」

え？　という顔をした私に

「そうなんですよ　場所が変わります」と言われ

「へえ～、どこですかあ？」との問いに

「ここより数件駅に近い　今　幕のかかっているあのビルです」

気がつかなかった！

そんな工事しているところあったあ？

帰る途中で　私は初めて気が付いた

あ～、ここなんや！

先生、頑張らはったんやなあ…

幕のかけられたビルを見上げ

そや、一か月後の診察には　

あのおいしいバームクーヘンを　買って行こう！

「移転お祝い　みなさんで　休憩のときに…」ってね！

そう考えると　一か月後４月７日が楽しみになってきた