ファンを増やすための二次創作は有効？

「認知拡大ために二次創作はしたほうがいいの？」

というお悩み相談をたまに受けます。

これに関しては、多くの、特に駆け出しのイラストレーターが悩みを持っていることだと思います。
確かに二次創作は大きく認知の拡大を見込めることができる魅選択肢ですが、それを活用していくためには慎重に考える必要があるんじゃないかなと思います。

二次創作に取り組む動機は人それぞれです。

純粋に作品への愛から描く人もいれば、戦略的にファン層を拡大したいために二次創作をする人もいます。
こちらには作品への愛があるからOKだけど、こちらは作品への愛がないからNGという話になるかもしれませんが、どちらも正当な理由です。

作品への愛から二次創作をしたい！というような方は、このまま続けて発表していってもいいと思います（SNSの不安定さもあり、思うことはあるかもしれないが）

ですが、後者の場合は、二次創作をすることによって得られる効果とかける時間のバランスを考えるることが重要になってきます。

戦略として二次創作を活用する場合、最も重要になってくるのは明確な目標設定です。
単に原作ファンからの「いいね」を集めることを目標とするのであれば、制作時間をオリジナル作品の制作に充てる方が懸命かもしれません。
なぜなら、原作ファンからのエンゲージメントを高めることは、見た人があくまで原作のファンであるからです。
つまり、一時的な反応は得られても、持続的なファン獲得にはつながりにくい可能性があります。

では二次創作を、有効的にファン獲得のために使っていくためにはどうすれば良いのでしょうか。