飼育中のペット手続き


狂犬病予防接種

犬を飼育している場合、飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせることが法律で決められています。
狂犬病は発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい感染症で、対策や規制が厳しく決められています。
もし、怠った場合は20万円以下の罰金がある場合があります。

犬が人を噛んだ(噛まれた)時

①飼い犬咬傷届出書の提出
保健所に届出をします。
来所の際は、電話等による事前連絡が必要な場合があります。

②現地調査・飼い方確認
犬が人を咬んだ時の状況や普段の飼い方を確認するため、保健所職員が飼い主のお宅を訪問します。

③狂犬病の鑑定
かかりつけの動物病院で、人を咬んだ犬が狂犬病でないかの鑑定を受けます。
鑑定終了後は、鑑定結果が記された証明書(診断書、狂犬病鑑定書等)を獣医師に発行してもらい、保健所に提出する必要があります。
犬が人を咬んだ時点で、その年度内の狂犬病予防注射が未接種だった場合、鑑定終了後(すべての検診が終わった後)に狂犬病予防注射を接種します。

飼ってる犬・猫がいなくなった

飼っている犬・猫などがいなくなった場合は、すぐに探さなければいけません。
また、保健衛生課及び警察に連絡しておくと、特徴やいなくなった場所などを記録し、似たような動物の届出があった際にお知らせしてくれます。
当事務所でも迷子チラシ作成や各所掲示の許可などのサポートをおこなっています。

犬・猫をあわせて10頭以上飼育している方

大阪府では、動物の健康および安全の保持並びに動物による迷惑防止の観点から、大阪府動物愛護および管理に関する条例が改正され、府内で犬および猫をあわせて10頭以上飼われている方は大阪府への届出が必要です。

猫の不妊手術の補助について

枚方市、その他一部の自治体では、猫の不妊手術を行った飼い主などに手術の費用の一部を補助しています。

飼育が難しい状況となった

動物の飼い主には、動物を正しく飼い、愛情を持って扱うことだけでなく、最後まできちんと飼う責任があります。
もし、なにかの事情で飼育を続けることが難しい場合は譲渡など新しい飼い主を見つける努力をしなければなりません。
飼えないからと動物を捨てることは、動物に危険や苦痛を与えるばかりではなく、近隣住民にも多大な迷惑になります。
違反すると、懲役や罰金に処せられます。愛護動物を遺棄した者には1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる場合があります。


ご相談・ご依頼はホームページから
https://fuji-gyosho-office8750.info/



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