飼い主と他人の見分け方
皆様のワンちゃんはどうやって飼い主と見分けてるか知っていますか?
人間なら顔を見れば分かりますが、人からは犬の顔を見分けるのって難しいですよね?
ワンちゃんも人間の顔を見分けるのは難しいのでしょうか?
愛犬とより仲良くなるために参考にしてみてください。
足音
犬は聴覚が非常に優れて、音域であれば人間の2倍、距離であれば人間の4倍も先の音が聞こえていると言われています。
実は聴覚が発達している犬にとって、家の中にいても外を歩く人の足音を聴き取ることは簡単なんです。
もちろん毎日耳にしている飼い主さんの足音を聞き分けることもできます。
歩く速度や履いている靴の音、テンポなど、さまざまな要素を総合して判断していると考えられます。
そのため、 「歩く速度も音も一緒…飼い主さんが帰ってきた!」 と判断し、玄関前やドアの前で待っているのでしょう。
話し声
飼い主が電話をしながら帰ってきたり、 誰か他の人と家まで一緒に帰ってきている場合、 飼い主の話し声が聞こえています。
それが外であっても、 家の中にいる犬には丸聞こえなのです。 足音よりも単純で、いつも隣で聞いている安心できる声が外から聞こえてきたことで、 「飼い主さんの声がするから、帰って
きてくれたんだ!」 と判断できているのです。
飼い主の持ち物が出す音
意外と知られていませんが、飼い主がいつも身につけている物や飼い主が持って行く物の音まで聴き取っていることもあります。
飼い主の持ち物が出す特有の音さえ聞
き逃さず
「ん?この音は、飼い主さんが持っているものか?・・・」
と判断しています。
例えば、 いつも通勤、通学で使っているバッグにキーホルダーがついていた場合、そのキーホルダーが他の金具に接触する音も聞き取っているのです。 また、 バイクや車の音も聞き分けているという説もあります。 もちろん、この音だけで判断しているわけではなく、それぞれの要素を組み合わせて、総合的に判断して 「飼い主さんだ!」と判断しています。
匂い
匂いは皆さんイメージ通りではないでしょうか?
犬は嗅覚もまた優れており、 匂いの種類にもよりますが、強い匂いの場合は人間の1億倍もの嗅覚を発揮すると言われています。
そのため、徐々に近寄ってくる飼い主の匂いを感知し
「嗅ぎ慣れた安心する匂い・・・ 飼い主さんでは?」
と判断し、 玄関やドアの前に待機する犬は多いです。
その後、 足音や話し声などを聴き取り、「やっぱり飼い主さんだ」 と安心したり喜んだりと忠犬のように待ってくれている犬が多いのです。
まとめ
犬は人間ほど視覚が優れていないところがありますが、代わりに聴覚、嗅覚をフル活用して状況などの判断をしています。
飼い主とわかって寄ってきてくれたり、待ち構えていたりしたらいっぱいスキンシップをしてあげましょう。
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