次は必ず勝つ
去る7月17日(日)、東京都の墨田区総合体育館で開催された全日本柔術選手権に出場しました!
5月のGW明けに柔術を始めて2ヶ月。勝利するぞ!と意気込んで挑んだ初めての大会です。
結果は、圧倒的敗北。
1ポイントも取ることなく、開始1分で右腕にコムロックを決められタップする完全敗北。誇張なく、一切何もできずに終わってしまった。
悔しさしかないし、初出場だけど正直いけるかもなんて考えていた甘い自分をぶん殴りたい。
緊張し過ぎて開始直後の相手との握手みたいなことさえ忘れていたし、その前に行われた同じ柔術道場仲間の試合を応援する余裕すらなかったことも反省だった。
翌日の反省会でビデオを見るまで、そんな状態であったことに気づきもしなかった自分も恥ずかしい。
自分の視野が狭過ぎて、鼻先以下の視野しかなかった。
一方で、めちゃくちゃ楽しかった。
シュッシュッと擦れる畳の音も、試合開始直前に小刻みに震える自分の体も、向かってくる相手の殺気も、興奮してなかなか寝付けなかった前日の夜も、いろいろ引っくるめて楽しかった。
翌日、YAWARA柔術アカデミーの道場で行われた反省会で自分の試合を振り返る視点がもらえたし、2日経った今も歩きながら試合を思い出しては身体をくねらせて悶絶しつつ、次の試合で勝つイメージを膨らませている。
体幹がブレないような体づくりやフレーム、自分の得意な間合い、テクニックの習得、やれることはまだまだたくさんある。
次は、必ず勝つ。
そして、7月18日に行われた総合格闘技の試合で1R・一本勝ちをおさめた道場仲間の新居卓選手からも勇気をもらいました。
初めて格闘技を生で観ましたが、ただただ圧倒されました。
ピリついた空気、拳がぶつかりパンッと会場に響く破裂音、闘志を剥き出しにして対峙する2人。
静かに牽制が続く中、卓選手が仕掛けて一本勝ち。
柔術の大会に出場するのは、正直めちゃくちゃ怖いし、技を決められた腕はまだ少し痛みます。
それでも、怖いと感じても挑む自分でありたいと思っています。それは柔術だけじゃなくいろんな領域で。
そんな勇気を、姿勢を、卓選手からもらえました。
次は9月25日の北海道大会に同じ階級で出場します。
次は、必ず、勝つ!