休養生について
休養生は、休息と活動のバランスを意識して生命を養うこと。
休養生で心がけること
〇質の良い睡眠:夜は気を蓄え、血を作る。午前0時までには就寝し、太陽が昇る頃に起きる。
〇入浴・半身浴・足浴:お湯につかることで、冷えやストレスによって生じた体調の乱れを整え、心身を回復に導く。湯舟につかることで、身体を温め、リラックスできる。
〇自然に触れる:五感を喜ばせ、生命力を高めることができる。太陽(陽気)を浴びて「気」を養うとともに、季節の色彩を楽しみ、自然の音に耳を傾け、匂いを感じ、土や草木に触れるなどして、自然と一体となる時間を持つ
〇香りを活かす:アロマ、入浴剤、ハーブティ、香味野菜、スパイスなどの香りを取り入れる
〇ストレッチ・ツボの刺激で疲労回復:同じ姿勢を続けると気血のめぐりが停滞する。2時間に一度は身体を伸ばしたり、ツボを刺激して滞りを解消する。
文献:薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士養生総論」