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社会モデル・障害の社会モデル

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リハビリテーション・作業療法における社会モデル・障害の社会モデルの理論や実践について集積するメモ的マガジンです
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記事一覧

「愛知の障害者運動‐実践者たちが語る」(現代書館)の紹介

 まず本書を手に取ったとき、不思議とわくわくしたことを思い出す。愛知という地域が障害を持…

田島明子
2年前
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押富俊恵さんについての中日新聞の連載

 昨年亡くなられた、作業療法士で重症筋無力症という神経難病による重度障害を持ちつつ地域で…

田島明子
2年前
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臨床作業療法NOVA2021年3月号:序文「当事者性と専門性の邂逅」

    下記は田島が責任編集の『臨床作業療法NOVA』2021年3月号:「当事者」と作業療法ー障害…

田島明子
3年前
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輪読会へのお誘い 『真のダイバーシティを目指して 特権に無自覚なマジョリティのた…

こんにちは、湘南医療大学の田島明子です。本をご一緒に、少し深く読んでみませんか。 今回、…

田島明子
3年前
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特権集団が社会的公正を学ぶ教育論(本の抜粋)

ダイアン・J・グッドマン著(出口真紀子監訳)「真のダイバーシティを目指して 特権に無自覚…

田島明子
4年前
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認知症ケアの倫理・パーソンセンタードケア

 参考・引用文献:箕岡真子著2010「認知症ケアの倫理」ワールドプランニング ○倫理4原則 …

田島明子
4年前
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熊谷晋一郎著『リハビリの夜』について

『障害学研究』7:366-378に掲載して頂いた文章の草稿です。 1.はじめに  本書は、「脳性まひ」によって生まれながらの「重い身体障害」を持つ筆者が、子供の頃のリハビリテーションにおける経験等を振り返りつつ、自らの身体を通して立ち上がる実感を言葉にすることによって、これまで自らの身体を「障害」と一言で片付けられ、自立や回復、あるいは正常を目指すべきと見做されてきたことへの強烈な拒否表明(むしろ本書の語り口は分析的で抑制的ではある)と、そうした眼差され方を否定し、もっと別

「中途障害者の生活の再編成に関する先行研究の検討」を読んで

 大島埴生他著「中途障害者の生活の再編成に関する先行研究の検討」川崎医療福祉学会誌27−2…

田島明子
5年前
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2020年度の静岡県作業療法学会教育講演抄録の草稿

人と社会を紡ぐ作業療法 ~障害の個人モデルから障害の社会モデル・人権モデルへ~ 講演では…

田島明子
4年前
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人権と多様性を包摂する地域作業療法の実践モデル化に向けて必要なこと

 地域とは、共感性をもつ他者としての作業的存在との無限大な関係性を内包しているがゆえに、…

田島明子
4年前
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小松理虔著「ただ、そこにいる人たち」を読んで作業療法を考える

 この書籍はNPO法人クリエイティブサポートレッツの「表現未満、」プロジェクトの記録集とい…

田島明子
4年前
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認知症フレンドリー社会と認知症対処社会

引用・参考文献:徳田雄人2018「認知症フレンドリー社会」岩波新書 「認知症フレンドリー社会…

田島明子
4年前
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