幼少期の骨折　〜真・仮面ライダー編〜

検査の結果、特に問題無く、予約も一番だったから直ぐに無罪放免･･･とは行かず･･

私立小学校の側は。ベンベー様やおベンツ様、ついにはアストンさんトコのマーチンさんまで、そう見ても親では無くレーサー、バス、タクシー以外の運転手職の人ばかり。
そこにGRスープラとか品の無いクルマが紛れるとかなり浮く･･･　職員室に通報されるのでは？30分もしないうちに門から品の良さそうなお嬢様達がお迎えの車や最寄り駅へ･･･

暫くしたら助手席のドアが開いて桃ちゃんが乗ってくる
「ありがと。ママはキジ達連れて午前中に行くって言ってた。」
昨日、友人と遊んでて右足を骨折して、パパの病院の形成外科に太郎君が入院したのをカミさんから聞いたのがニュースZEROが終わりかけだった。
僕もカレと同じくらいの頃、右足を骨折して2週間ほど入院したことがあった。
骨折して幼稚園から病院に運ばれストレッチャーに乗せられると、病院の天井は世辞にも綺麗では無く、それが流れていく様は、本郷猛が仮面ライダーに改造されるようだった。　と言うより、骨折した足は痛いし昔のギプスはモロ石膏で熱いし･･･　幼稚園の担任しかいないし、看護師はショッカーだと思っているし･･･
で、泣き疲れて病棟で寝てたら、オヤジは居て、暫くしたら母親が1歳に満たない弟と来るし･･･
で、看護師はショッカーだし･･･
そして、言い放ったのが･･･

「ぼく、仮面ライダーにされちゃった。今度、ベルトが映えてきたら変身しなきゃイケないんだ」

ーつづくー