初めて見た不倫の果ての泥試合
個人事業主として安定し始めた頃、前職で養ってた技術から脱却したくて、大手複写機メーカーの作業を熟す為に、そこと取引があるソフト会社に契約社員として働いてた頃の話。
別居状態から、カミさんと横浜からそんなに遠く無い妙蓮寺で一緒に住み始めた頃、最初に育ててくれた会社の営業部長が亡くなったと、連絡を貰ったのは、今みたいな年の瀬に近づいている日だった。
キチンと決められた退社時間に違和感が凄くて、こんなに日々の進捗を積み残して良いのか?と思ってたが、まぁ経団連会長様を頂きに座らせる会社だし・・・ とヘンな納得のさせ方を覚え始めた頃、TBKさんから営業部長が亡くなったから、どこそこの葬儀場で通夜と告別式やるから。と、連絡を貰った。リリースが一段落するスケジュールなので、手伝いという形で行けます。と、告げてその電話を終わらせた。
当日、昼ご飯を同期のKKTと駅近くの吉牛で済ませて葬儀場へ向かった。
流石、事業所付けとは言え、東証一部の営業部長様の葬儀って、結構な予定人数なんだなぁ と関心。
取り敢えず、親戚用の席と会社関係の席に別けて・・ としてたときだった。
祭壇の前で女性の金切り声がしたので、驚いてKKTとそっちを見ると部長の奥さんと幼稚園くらいの男の子を連れた女性がいた。
その女性と子供を連れて、業務課長は斎場をでていくのが見えた。
無事?に通夜が終わって久しぶりにKKTと駅前の居酒屋で飲んでいると、NGYさんとTBKさんが合流。
暫く話してたら、さっきの話題に・・
流石、元上司だけあって、この話に明るい。
どうもさっきの女性は、部長の愛人で、奥さんは線香を上げにきたその女性と子供を拒絶したそうで・・・ 後々聞いたら、その子供は部長の隠し子で認知してたらしい。
(怖いよ〜 大人の世界の話だよぉ〜 離婚したばっかりのお子ちゃまの聞く話じゃ無いよぉ〜)
というか、マジに怖い。
死人に口なしでは無いが、こんな修羅場部外者でも怖いんだから、亡くなった部長ならもっと怖いんだろうなぁ
と思ってたら、TBKさんにお前の方が怖いわ! とか言われた。