もはやただのどうでもいい話⑤

3月21日にMRI検査をして3月29日に検査結果を聞きに行きました。
検査結果は「癌に非ず」ひとまず、ほ。
とは言え、手術と入院の説明を聞くとですね「開けてみないと分かりません」ということでした。
ほんで、めっちゃ色々怖いこと言われるんですよ。麻酔の副作用の話とか、手術中にこんなことあったら、こうなるよ。こんなことあったらごめんね。不測の事態が起こったらこうするけど、承諾しといてね。とか。
ロビ「先生、そんなどうしようもない時の説明、要ります?」
先生「後で色々言う人がいるんです。説明要ります。」
ロビ「ああ、ああ、なるほどー。私、大丈夫です。言いません言いません。」
先生「うん、でも、説明はします。はいここに署名。」
ロビ「はーい。ところで、2泊3日って言われてますけど、この説明書見ると1週間入院することになってますよね?私手術の次の日に本当に退院できます?」
先生「うーん、3泊かな。」
ロビ「あ、やっぱり?」
先生「うん、でも、いたかったらいて良いから。」
ロビ「え?それはアイタタタタって方の痛いですか?それともここに居たいの居たいですか?」
先生「どっちでも。」
ロビ「いやいやいやいや帰りますよ3泊4日で。」
先生「まあ、延長できるよってことで。」
ロビ「はーい。」

病室について事務のおねーさんと相談して希望を出しました。
第一希望 トイレ付き個室
第二希望 大部屋
第三希望 シャワートイレ付き個室
正直、元々2泊しかしないつもりだったので別にどこでも良かったんですが、空きがなかったようで第三希望のシャワー付きになりました。シャワーなんていつ浴びられるんだよ??と思いましたが、3泊4日中1回利用しましたから、シャワー付きで正解でした。かしら・・・?

3月31日入院
旦那さんが仕事で不在の為、バスにて病院に向かいます。
バス停で見知らぬご婦人と一緒になり、「バス来ませんねー」などと談笑。
ロビ「どちらまで行かれるんですか?」
ご婦人「日赤。旦那が入院してるんだけど、人使い荒くて。バス停近いからまだ良いけど。」
ロビ「あははは。大変ですね。私も日赤です。」
ご婦人「お見舞い?」
ロビ「いえいえ、私の手術が明日なんで。」
ご婦人「あらら。なんの手術?」
ロビ「胆石ですね。」
ご婦人「それじゃ、痛いでしょう?可哀想に。」
ロビ「それが、全然自覚症状なくて。」
ご婦人「?あら、そう。なら良かったわねぇ。」
などと話しながらバスに乗って一緒に日赤へ。

看護師「病室こちらですー。何か分からないことあったら聞いてください。」
ロビ「Wi-FiのSSIDとパスワード教えて欲しいです。」
看護師「あちらに書いてありますので、後で見に行ってください。」
ロビ「ありがとうございます。」
まずはSSIDとパスワードを確認に行って写真を撮り、持ち込んだPCをNETに繋ぎまして、オーケーオーケー。次はおやつを買いに売店へ。
甘いのとしょっぱいのをそれぞれ買って病室に戻ります。
チップスター食べながらNETFLIXを見ます。ひたすらNETFLIX。怒涛のNETFLIX三昧。だって他にすることないんだもの。
お昼ご飯は普通のご飯を頂きました。
人生初の入院。人生初の病院食。
ふむふむ。お米があんまり美味しくないです。おかずの味はとっても優しいお味。そしてご飯の量が多い。優しい味付けのおかずにご飯が全く進まない。『米粒は残すな1粒に7人の神様がいるぞ』と教わった昭和生まれなので、ご飯を残すことに対する罪悪感たっぷりタイプなんですが、ご飯が全部食べられぬ。さっきお菓子食べたからかな。(それだよ)
私、することないとお菓子つまんじゃう悪い癖があるんです。炸裂しましたね、悪い癖が。神様ごめんなさい。
でも、付いてきたオレンジジュースは飲みました。ちゃんと味があるもん。

そう言えば、病院でパジャマを借りる時、旦那さんがロビはSサイズ。身長からしてSサイズ。と言うのでSサイズを借りたのですが、あれ?小さくない?小さくない?これ。
ズボンはツンツルテンだし、胸の辺りのスナップボタンパッツパツなんですけど。
そこに担当医登場。
ロビ「先生、これ、なんか小さいと思いません?」
先生「小さいね。」
ロビ「やっぱりー。旦那さんが、身長からしてSサイズだって言うからそうしたんですけど、小さいですよね。」
先生「明日からサイズ変えてって言っとくよ。」
ロビ「いや、もう別に良いんですけど。次はMサイズって覚えておきます。」
先生「次はって(笑)体調どう?」
ロビ「普通です。」
先生「そしたら、明日手術ね。」
ロビ「はーい。お願いします。」

4月1日手術
朝から絶食。しかしファスティング経験のある私に敵なし。1日2日食べられないのなんて全然平気。
13:20手術室へ
ロビ「ほんじゃ、行ってきまーす。」
旦那「はい、頑張ってね。」
看護師「靴を脱いでスリッパに履き替えてくださいね。」
ロビ「はーい。」
ナイキのスニーカーを脱ぐ私。入院中の靴ってスリッパNG、紐靴NGってんで踵が上がる、脱ぎ履きしやすいスニーカーを履いて行ってたんですけど、踵がね、ぐにゃっと曲がって脱ぎ履きしやすくなってるやつがあるんですよ。それをね、こう、反対側の足で踵を軽く踏んづけて踵の部分をぐにゃっとさせるんですけど、説明難しいな。
ナイキ ゴー フライイーズ イージー オン/オフ シューズ
って商品名でした。もう公式では取り扱いないようです。
とにかくそれを見た看護師さんが大興奮して。
看護師「ちょっと、みんなこれ見て!これ!これ凄くない?変わってるー!」
とか言いながら私のスニーカーを高く掲げて仲間に紹介しております。
オペ看さん?手洗ってね。
きっと、私の気持ちを和ませるために盛り上げてくれたんだろうと思います。優しいなぁ。ありがたいなぁ。
その頃、旦那さんはフガLaboの皆にチャットでご報告。
旦那「ロビンさん賑やかに手術室入ったわー」
つっかん「賑やかに入る場所じゃないのよ」
ごもっとも。
でも、賑やかだったのは私じゃないから看護師さん達だから。

つづく