今年(24年)独立したファーリン

今年1月に会社を辞めて動画クリエイターになりました! 元アマチュアミュージシャン。MVディレクション、撮影、編集を主に、YouTube編集まで幅広く映像制作に携わっています。アーティストに寄り添った制作を心がけています。

今年(24年)独立したファーリン

今年1月に会社を辞めて動画クリエイターになりました! 元アマチュアミュージシャン。MVディレクション、撮影、編集を主に、YouTube編集まで幅広く映像制作に携わっています。アーティストに寄り添った制作を心がけています。

マガジン

  • ミュージシャン必見「INDIES SHORT MV」

    ミュージシャン向けの新たな施策、「INDIES SHORT MV」について書いていきます。考案に至る経緯、従来のMVとの比較、利点等を解説していきます。

最近の記事

今後のISM

 皆さん明けましておめでとうございます。会社を辞めたファーリンです。  昨年末に十二指腸潰瘍になり、大量出血でひどい貧血になり、ニ週間ほど頭が回らず、その後一週間動悸が治らず、1月も20日を過ぎ、やっと体調がほぼ元通りになりました。昨年考えていた今年のプランが全て出遅れることになり、新年早々出鼻をくじかれた気分です。  さて、本題のISM(INDIES SHORT MV)の話をします。昨年夏のトライアルから秋のHACK THE NEW AGEを経て気付いたことが沢山ありま

    • SEE YOU NEXT WORLD

      かわむらいさみ改め、ISAMIKAWAMURAに名義変更し、よりワールドワイドに羽ばたこうとしているかわむらいさみさんの、その大切な一歩になるMVを制作させていただきました。 私個人の話になりますが、来年から会社を辞めて映像で生活しようと考えているので、「ファーリンに依頼したらこれくらいやるぜ!」っていう名刺になるような作品にしたかったので、構想の段階から視聴者にアッと言わせてやる!と思いながら作りました。 私は文学は嫌いだったし、物語を作ることに対して完全に素人です。そ

      • 5.INDIES SHORT MV

         ここまで読んでいただきありがとうございました。ようやくここから本題です。ここまでの背景があり、私は「INDIES SHORT MV」という新たな施策を考案しました。  「INDIES SHORT MV」とは、 MV+(速い、安い、認知特化) を約束するインディーズアーティストのための施策です。  アーティスト達はもちろん通常のMVもこれまで通り制作していくべきだと思います。しかし本数を撮るのであれば年1〜2本に絞り、その代わり1本にかける予算を増やすべきです。そうし

        • 4.SNSの特性、使い分け②

           ①でYouTube、Instagramをざっと説明しましたが、ここではTikTokについて説明したいと思います。  前回、YouTubeとInstagramは共に「検索媒体」だと説明しました。それに対してTikTokは「レコメンド式」でユーザーに動画を届けます。厳密に言えばYouTubeもレコメンドはしています。しかし長尺の動画という特性上、一度の視聴時間の中でユーザーが出会う動画には限りがあります。  TikTokはショート動画だからこそレコメンドのメリットが発揮され、

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        • ミュージシャン必見「INDIES SHORT MV」
          6本

        記事

          3.SNSの特性、使い分け①

           活動の戦略をマーケティングファネルに当てはめたとき、この施策はどの段階の施策なのかがわかってくると思います。  その際に、重要なことは「どの施策をどのSNSで行うか」です。私がバンドをやっていた頃はSNSはまだ成長途中でしたし、ショート動画も無く、YouTubeが全盛期だったので、だいたいどのアーティストもYouTubeで公開したMVのURLをTwitterその他SNSに投稿していました。それは今も行われていて、間違ったやり方ではないと思います。  しかし、Twitterに

          3.SNSの特性、使い分け①

          2.マーケティングファネルで考えるMV

           前回に引き続きINDIES SHORT MVの前置きになりますが、今回はマーケティングファネルでMVを考えたいと思います。マーケティングファネルとは「顧客が商品・サービスを認知してから、実際に購入するまでの一連の流れを図で表したもの」です。  ここでの「顧客」はミュージシャンにとっての「ファン」とし、「商品・サービス」を「楽曲やライブイベント」とし、「購入」を「楽曲購入・イベントチケット購入」とします。  さて、ここで前回の「そもそも何故MVを作るのか」の話を思い出して

          2.マーケティングファネルで考えるMV

          1.そもそも何故MVを作るのか

           BtoB(Business to Business)のクリエイティブはMV制作よりも具体性が高いように思います。当然、話を聞く限りクライアント側がクリエイターに求める要望は漠然としたもので、それに対し具体的な提案をしていく点はMV制作でも同じですが、そもそも経営が成り立っている企業は「顧客の悩みを解決してお金を得ている」という前提があるので、大きな目的として「利益の拡大」があり、ヒアリングの際に何処へフォーカスを当てていくかは自ずと見えてきます。  それに対し、ミュージシャ

          1.そもそも何故MVを作るのか

          はじめに

          自己紹介  はじめまして、私は今年一杯で会社を辞め、来年(24年)に独立する動画クリエイターのファーリンです。  ミュージシャン向けの新たな施策、「INDIES SHORT MV」について、マガジンにしてまとめようと思います。その前に、自己紹介と考案に至った経緯をお話したいと思います。本題に進みたい方はこの記事は飛ばしていただいて大丈夫な内容です。  私は動画クリエイターを始める前は、高校生から30歳まで約15年程バンドをやっていました。  いくつかやりましたが、全てパッ

          ミュージシャン達に読んでほしい

          INDIES SHORT MV  この記事で一番伝えたいことを先に書かせていただきます。TikTok等のショート動画向けに「INDIES SHORT MV」という企画をこれからやろうと考えています。 そのメリットは以下のものです ・制作工程が短い ・予算が安い ・一度に大量生産 疑問の声も頂きました ・ライブの切り抜きでよいのでは? ・イメージが湧かない  まずイメージについては、THE FIRST TAKEにカメラワークがついたものと考えて下さい。ロケーションを白ホ

          ミュージシャン達に読んでほしい

          最近の企み

           こないだ少し呟いたけど、今ある人から教わっているSNS運用とクリエイティブを私としては音楽の知り合い達に活かしたい。  完全に企業向けなんだけど自分がバンドやってた頃からバンドは企業的な動きをしていかないといけないって思っていました。まぁあらゆる面で詰が甘くて私のバンドは上手くいかなかったけど、MVを作るようになって知り合った人達には成功して欲しいなって思っていて、今私に蓄積されつつある知識を伝えて活動の質を向上させたい。  ネックなのは、率直に私の利益。正直インディーズ

          チャンス

           今私は多分、ここで頑張ると今後の人生が変わるっていう分岐点にいる。  努力の日々と人との巡り合わせで手にしたもの。  だけどチャンスを自分のものにできる人はそれまでの以上の努力をここに注げる人だけだと気づいたよ。  年末年始が多忙すぎてメンタル崩れたので、あれから予防線を張っている。そうやって起用にやり過ごすのが賢いと思う。  だけどそれじゃこのチャンスは掴めないことに気付きました。  大丈夫、多分好きなことなら頑張れる。  これから一年、大学受験に挑むような心

          マリオ

           ファミコンのマリオでさ、裏技でいきなりラストステージに飛べる土管があるでしょ  そんな感じ  縁があって遥高みにいるようなクリエイター達と面識を持ったんです。  あえて「面識を持った」と表現するけど、まだちょっと仲間だなんて畏れ多いことはとても言えたものじゃない。  もの凄く刺激を受けているけど、これまでの人生が身の丈に合ったことを一つ一つこなしていく道のりだったので、まだこれまでの頑固な自分が今の環境に抵抗している。  これでいいのだろうかっていう迷いがある。

          謝りたいって気持ち

          それって自分本位な側面を持ち合わせてる 俺はもう別に何とも思っちゃいないから (治療費、賠償金ある前提) 加害のおばさんはあの日からずっと悔い続けていて、昨日会って謝らせてほしいって電話がきた 謝ることであなたの心が救われるなら、と思って住所を教えたよ 少しドキドキしたけどね〜 友達に、逆恨みで事件になることもあるから接触しない方が普通って言われたし 結果、めっちゃ謝ってきて飲み物とお菓子もらいました(笑) 事件の重さによって違うのかな 例えば俺の腕や足が無く

          車にはねられたよ

           本所吾妻橋駅前のでかい交差点でさ、  信号が青になったのでてくてくと歩いてたんですよ  そしたら左に車のライトが見えてね  ん?と思ったらそのまま突っ込んできたのよ(笑)  まず、「まじか」と思ったのと、このままタイヤに乗られたら致命傷だって思ったよね  けどぶつかった瞬間のことはよく覚えてなくて、多分思いの外飛びました  柔道の時間に受け身が上手いと褒められた私なので、頭を打ったり骨折したりはしませんでしたが、左手の出血が凄かった  車が移動しだしたから逃げ

          ファーリンプロダクト

          "積み上げてきた自信も自負も全部吹き飛ぶような失敗をしても、もう立ち上がれないくらい惨めな思いをしても、明日も絶対に店は開けなきゃならねー…!それが料理人なんだよ。"  食戟のソーマで幸平創真が言ったセリフで、一番好きなものです。  前に友達のクリエイターと制作の話をして、「楽しい」って言ったことがあります。実際楽しいけど、その一言で片付けられない苦労や葛藤が毎回の制作に詰まっています。  けどさ、クリエイターを信頼して我が子同然の楽曲を預けてくれるアーティストに情けな

          The Folie Phantomとの制作

           Twitterをフォローしてくれたミヨシさんから依頼のDMが届きました。  先日わかったことですが、21年に作ったtabelilikaのMVを見て私をフォローしたユーフォニアムのアビーさん経由だったようです。  tabelilikaのMVにアビーさんが所属ている別のバンド、オワリズム弁慶のマツシタジュンさんが出演していて、それがきっかけで私とアビーさんはその日から相互フォローに。  あの日からの連なりが新たな制作を産んだことに、何だか自分のこれまでの頑張りが肯定しても