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【手術2日目〜3日目】少しずつ回復。

手術翌日の朝。術後は1日中ベッド上安静だったので、夜が眠れないのではないかと不安を感じていたが、映画や小説のお陰で夜は深い眠りにつけた。
ベッド頭元の窓から入ってくる朝日が眩しくて目が覚めた。
少し寝返りしてみる。

「昨日より少し動けているような。肩の痛みも楽になってきたかな・・・」

心電図モニターや酸素、膀胱留置カテーテルを抜いてもらい、歩行許可をいただく。
びっくりすぐほどお腹を伸ばせなくて、円背のあばあちゃん見たいな歩き方になってしまう。しかもノロノロ歩きだ。
それでも歩いた方が言われて、病室や廊下をせっせか歩いた。
ま、ゆっくりするか。ということで、

午前中は、今更ながら「パラサイト 半地下の家族」を見た。

ここからはややネタバレ含む。↓

半地下に住んでいる4人家族。貧しくて仕事もなくてどうしようもないこの家族に、息子の友人から家庭教師の仕事を頼まれたことをきっかけに
4人の仕事が増えていく。知恵が働き、お金持ちの自宅に入り込むことに成功する。しかし、元家政婦に4人家族だと正体がバレてしまい、そのお金持ちの家の地下にも元家政婦の夫が住ついていることが発覚。
まさしく光と影。
「人生なんて計画通りいかない。計画なんてあってないようなもんだ。だったら計画は最初からしない方が良い」と父が言った言葉。
これがまさにこの家族、いや韓国の現状を物語っているのではないかと思った。
この映画では、「計画」というキーワードがやたら出てくる。
計画通りに行かなくて、自分達ではどうしようもない状況を国として社会としてどうフォローすべきなのか。救いの手がなければ生きていくことに絶望を感じ諦めてしまう。
お隣の国の話だが、ガツんと重いメッセージもありつつ、風景や建物の美しさ、特に垂直な線が多く、映像としても見惚れる作品であった。

話が逸れてしまったが、術後2日目から痛み止めと抗生剤が内服に変わった。後は、ゆるりと英気を養う。2日目から嬉しかったことと言えば、食事が普通食になったことだ。味付けもしっかりめ。普通の食事のありがたみを噛みしめながらいただいた。

術後2日目の朝食。
術後2日目の夕食。これが美味しかった!

そして本日が術後3日目。

今朝の朝食。

先ほど、主治医との診察が終わり(傷のチェックと内診)明日退院することが決まった。

手術でとった卵管水腫の写真も見せてくださった。
確かにミミズの2〜3倍?(おおよそのイメージです)くらい腫れ上がっている卵管・・・・
ちなみに支給はピンク色で表面はツルツルしていました・・・。
「びっくりするほど腫れてはいなかったよ」と先生は笑顔。

先生のおかげで無事に手術が終わりました。ありがとうございました!
そして2週後に診察予定。

短い入院生活だったけど、初体験満載の5日間でした。
でも、やっぱり入院はしたくないね笑。

ちなみに退院後の生活について
・仕事は基本的に退院後1週間後から可能。
・受診日までは傷口から菌が入るのを防ぐため、入浴は避け、シャワーのみ。
・夫婦生活は医師の許可が出てから。

とのことです。   


ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました!

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