3回目移植判定
ついについにこの日がやってまいりました。
判定日が近づくにつれて、気持ちのソワソワが増強し、段々と起床時間も早くなり、4時半頃に目が覚める始末。
昨日は安倍元首相の襲撃事件があったり、夜には濃厚な会議が繰り広げられ、なんだか気持ちが全然落ち着かない日だった。
そして、ようやくきた移植判定日の朝。
今日も4時半に目が覚め、一通りのSNSやネットニュースを確認していたら全く眠れなくなったので、部屋の片付けをした。片付けって気持ちを落ち着かせる時にはかなり有効なんじゃないかと勝手に思っています。
今日は夫も休みだったので、車でクリニックまで一緒に行った。行きの気持ちとしては、(私:「そりゃ、着床しててほしいけど、今回もまあ無理かももしれんな〜」なんて話しながらのんびり向かった。クリニック後のランチは気になっていたトンカツ店に行こう!ってのを唯一の楽しみに。
クリニックに10時着。血液検査をすぐに済ませる。
10時30分の予約だったけれど、休日で人も多く、これは長期戦だな、、と腹をくくる。
いつもより脈が早い。体も火照ってるし、汗もかいている。
落ち着けー 落ち着けー と心の中で呪文のように唱えながら、
持参していた仕事関係の本を読む。しばらくすると本に集中することができた。
そして待つこと、1時間半。呼び出しメールがきた。ちょうど12時だった。
またまた緊張感UP!!!!!
ドクタールームに入り、ドクターを待つ。
きっと検査結果報告書であろうA4白紙が裏返してドクターのキーボードの上に置いてある。
「うーーーーー見えない。」
カルテを覗き込むが、数値はまだ入力されてないようだ。
ドキっドキっドキっ
しばらくすると先生がルームに到着。
そのキーボードの上に置かれているA4用紙を裏返し、先生はこういった。
先生:「〇〇さん・・・・・・・
おめでとう!! 妊娠してるよ! hcgの値も十分あるね!」
・・・・・・・
私:「ええ!!!!!本当ですか!!!ありがとうございます。」
BT10日目の血液検査
E2 750 pg/mL
PROG 54.32ng/mL
HCG 282.2 mIU/mL
本日が妊娠4週1日
出産予定日 2023年3月17日
と書いた紙を渡された。
それから
・妊娠後の注意点
・コロナ対策の説明
・ORCAR検査の案内
・生殖遺伝カウンセリングの案内
・妊娠11週からの胎児超音波ドックの案内
・出生前診断について
などなど、資料を提示されながら軽く説明を受けた。
終始、ポカ〜ん っていう気持ちで、あまり内容が入ってこなかった。
「私、どういう現象!?」 自分で自問自答してみる。
きっと、妊活を始めたくらいに経験した初期流産のつらさが心のしこりになってて、まだなんとなくしっかり喜べない自分もいる。
でも、着床した!!という第一関門突破した喜びはしっかり感じようと思った。
診察が終わり、クリニックの待合室で待ってくれている夫のもとへ。
(騙してみよう笑)
私「やっぱりあかんかった・・・」
夫「そうか・・・・(ちょっと残念そうな表情)」
私「これ見てー。」に、「妊娠おめでとうございます!」などと書かれた用紙を見せた。
夫「えええええー!!!良かったやん」と笑みがこぼれる。
クリニックのお会計を済ませた後、エレベーターに乗り込み、誰もいないエレベーターの中で抱擁してくれた。その瞬間、体から喜びが溢れ出てきて目がウルウルっとなった。
その後、約束していたトンカツ屋さんでランチして、喜びを分かち合った。海老カツ、美味でした。
というわけで、本当にびっくりで奇跡的な出来事が起こりました。
きっと私の妊活ライフは40まで続くんじゃないのか、、、って腹括ってましたから。
でも、まだぬか喜び感が満載なのが事実でございます。
来週末、また診察があります。
どうか無事で育ってもらうことを祈るばかりです。