最も苦手なタイプが結婚相手になる理由

夫婦は本来、ぶつかるようにプログラムされている

年がら年中、平穏で陽だまりのような
カップルはごく稀です。

結婚直後はしばらくはバラ色の日々が
続くかもしれませんが、ある期間が過ぎれば
いよいよ修行が始まります。

現実には、数年後、あるいは子どもが生まれた途端
機能不全になる時期は、やって来るのです。

いよいよ、夫婦生活の本番です。

夫婦仲が悪くなると、いいことはひとつも起こりません。

なぜか無駄なお金が流れたり、人との関係、
子どもたちのこともうまく行かなくなるなど
周囲のことまでもがストレスに囲まれます。

我が家も振り返れば、大事な行事や子どものための
イベントなどの前に限って「こと」が起こっておりました(¯―¯٥)

むかしの苦い体験

以前、家族でミシガン州の観光地に３日間の旅行をしたことがあります。

初めての旅行でした。
ワクワクしながら出かけたにも関わらず些細なことから
夫婦喧嘩がエスカレートし、険悪ムードに。

傷ついた私はずっとホテルの部屋にこもり
泣いていました。

今、振り返るとバカバカしいと思うのですが、
子どもたちも、とばっちりを受けて
かわいそうなことをしました。

そもそも、結婚とは人間磨き

まずは、あなたの配偶者は先生なのだと
思ってください。

一番、苦手なタイプの先生かもしれません。

私が「夫婦は人生の修行場です」と説明しますと
クライアントさんは、意外にもすんなりと納得します。

「ええ、そうなんです！夫は私にとって一番手ごわい相手です」
あらためて、考えると
「ああ、やっぱりそうか！」と納得するのです。

完璧な人なんていないのだから、当たり前です。

人間は成長なくして幸福にはなれない

私もこれを知った時、これはヤバイ！と
抵抗しつつも、心のどこかで
納得している自分がいました（笑）

でもいったん、これを受け入れると
夫婦は深みを増し、新たな向き合い方が
できるようになります。

夫婦の修復とは相手を変えるためでも
法律家に相談して離婚回避することでもありません。

そんなことをしたら、かえって問題が加速し
収拾がつかなくなります。

夫婦のどちらかが魂レベルでの成長がされること。

成長の暁にごほうびとして与えられるのが「夫婦円満」に
ほかならないのです。

修行というからには決して楽なものではありません。

熾烈を極めることもあるでしょう。

しかし、宇宙はあなたが越えられない
試練を与えることはありません。

夫婦はたまたまとか、でたらめに出会っていることは
絶対にないのです。

その人の身の丈に合ったものが与えられます。

家系的な課題を克服するために結婚はある

実は結婚生活は過去の代々の先祖の宿題が
明らかになる場所です。

先祖が複雑な課題を遺してしまったので
これが片付くかどうかで決まります。

親を振り返ってみましょう。

親も結婚では相当に苦労してきたはずです。

他人はあなたの成長なんてどうでもいいので、
あたりさわりなく付き合ってくれるでしょう。

距離を置いたり、関係を切ることもできます。

しかし、夫婦は違います。

運命を共有する盟友。
最後、同じ墓に入るのです。

これが夫婦にほかなりません。

これさえわかっていれば、相手はの最良の先生だと
受け止めて未来を構築していけるものなのです。

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