生涯の結婚相手は一瞬で決まる
6月末ぐらいから、ここインディアナでは
あちこちでホタルが見られるようになりました。
私はアメリカに住んでいますが
ここインディアナや隣の州のオハイオは
湖や川、池が多く水の多い地域です。
ホタルのオスが光るのは
メスにアプローチしている
いわゆる求愛行動です。
メスは草や木の葉にじっととまって、
小さな光を出すだけだそうです。
私の裏庭にも
ある一定の時間になると
たくさんのホタルが合コン?に集まります。
成虫になってからの寿命はたったの2週間です。
なので、必死になるのも
わかる気がしますね。
人間は結婚願望がないとか
のんきな事を言えるのは
人生が長いからなのでしょうね。
私達人間は、人生が長いぶんだけ
安心ゾーンに入ってしまいます。
いつか挑戦しようとか
そのうちやってみよう。
そんなことを考えているうちに
あっという間に1年・・・
こんなことってありますよね?
そうこうしているうちに、家庭にも
いろいろな出来事が起こります。
夫婦が傷つきあったり、
仲直りしたり、ときには限界を超える
ような試練にあうこともあるでしょう。
しかし、配偶者との出会いは
ある一時の出会いから始まっています。
出会いはホタルと一緒で
ある意味一瞬なのです。
その後、いろいろな経緯があり
今の夫婦になっているのです。
出会いは、みんな一瞬の偶然が
出発です。
その時すでに、未来の脚本が
出来上がっているのです。
振り返ってみると配偶者との出会いは
不思議なものだと
あらためて感慨深くなります。
残された人生はまだまだ
あります。
夫婦は本物の愛を問われる
シナリオのないドラマ。
それに挑戦するか。
また諦めるのか。
この2つに分かれます。
このブログを読んでくださっている方は
より深く人生を考えている人に
ちがいないと思っています。
人生は長い。
でもあっけなく過ぎていくものでもあります。
残された人生は「生きている間に
ありとあらゆる挑戦をしなさい」と
先祖からいただいた時間なのです。
途中下車してしまった夫婦。
仮面になって数十年すごした夫婦。
失った愛を、再び復帰した夫婦。
様々な夫婦が、過去にいたと思います。
自分はどの道を選ぶのか?
このことをしっかりと考えて
今何をするべきか?
踏みとどまって振り返る時間も
必要かもしれませんね。
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