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【人間関係をリセット】したい人が自分を信じる方法【人間関係基礎講座2】

今回のテーマは、【人間関係をリセット】したい人が「自分を信じる方法」です。

「人間関係基礎講座」も今回で二回目になります。前回に続いて、このページを開いて下った皆さま、ありがとうございます。

二回目も開いて下さる皆さまは、本当に素晴らしい!と感心致します。

私も「講師冥利に尽きる!」と思い、とても感謝致します!

改めて、読んで下さる、皆さまに感謝致します。それでは、始めてみましょう!

毎日、忙しく生活していると果たして、「自分を信じているか?」と問われるとよく分からないですよね?

ただ何となく生活していませんか?

もし何となく生活すれば、そのまま時間が過ぎていき、何の喜びもなく、そのままあの世に逝ってしまうのです。これはある意味、恐ろしいことです。

確かに楽かも知れません。

たった一度の人生を、何の感動もなく、喜びもない人生で終わってしまって、あなたはそれでいいでしょうか?

今回は、いや、自分の人生は楽しくしたい、喜びに溢れた人生にしたいという人に向けてお話します。実は、ちょっとした考えを変えるだけで違った自分に造り変えることができるのです。

この記事を読むと、自分を信じる方法が分かり、喜びのある人生のスタート地点に立つことができます。それでは一緒に学んで行きましょう!

▶自分を信じる方法、それは自分を尊く想うこと


自分の人生の主人公は誰でしょうか?

もちろん、自分自身ですよね?


人生の運転手は「私」

そう自分自身は人生の運転手となって一生を生きるのです。日常生活では、余り意識しないかも知れませんが、そうです、自分自身が「自分という車」の運転手なのです。

例えば、あなたは道で声をかけられて信用できない人の車に乗りますか?

よほど抵抗のない人でない限り付いて行きませんよね。そう、信用できない人の車には乗らないのです。

自分を信じることができないというのは、実は信用できない人に「自分という車」を運転してもらっているのと同じなのです。

どこへ連れて行かれるのか?  分からない。。。

恐怖のミステリー車に、自分は乗っているのです!
キャ~という感じです。(笑)

失礼しました。笑いごとではありません。

円満な人間関係を築くためには、相手や周囲の環境を受け入れるだけでなく、一番の出発点は「自分という車」を運転している自分を信じること、私という存在を受け入れる能力が一番重要なのです。

私という存在を不信していたならば、何もうまくいくはずがありません。

あなたは「自分自身」をどのように見つめ、評価を下しているでしょうか。世の中には、自分を不信している人が多いのです

では、自分を不信している人というのは具体的にどんな人なのでしょうか?

それは自分を立派に見せようとする人です。優越感を高めることに必死で豊かなコミュケーションを取る余裕がありません。小さなことを複雑に考えたり、必死に優位に立とうとして心に余裕がないのです。

では自分とはどのように考える必要があるでしょうか?

自分というイメージ=等身大の「私」

これでいいのです。

「あなたが劣っているわけでもなく、とりわけ優れているわけでもない」

ということです。

でも、多くの人は人と比較して、自分を判断して悩んだりします。
では、なぜ人は自分に葛藤する人が多いのでしょうか?

「私という存在」には、実は二人の自分がいるのをご存知でしょうか?
そう自分には、二人の自分がいるというのです。

自分の心をよ〜く見てみましょう。あなたの心はどのような心が見えるでしょうか?よく見ると、自分の心には、「良い心の本心」「悪い心の邪心」があるのです。

例えば、夫婦ゲンカをしたとします。

二人の自分

本心では「私にも悪い所があった、素直に謝らないといけない」と思ったとします。でも邪心には「夫は自分のことばかりで、私のことを考えてくれていない。なぜ私だけが謝らないといけないの?」と心が争っています。

そう、自分の中には二人の自分がいるのです。

邪心の方が勝って、さらに追い討ちをかけるように相手を責める言葉が出てしまいました。そしてご主人は家を出て行ったとしたら、どうでしょうか?

何時間もご主人は帰ってきません。だんだん心配になってきました。

そのうちに、何で私はあんなことを言ってしまったのか?と
良心の呵責にかられてきました。心が痛くなるというのです。

このように、私には、二人の「私」があるのです。

一人の「私」は正しく生きよう、真実に生きようとします。
もう一人の「私」は偽りを語り、怠惰な生き方をしようとする

それでは、皆さん、どちらが本当の「私」だと思いますか?
あなたはどちらだと思うでしょうか?

これを知るには「良心の呵責」がヒントになります。

先ほどの例のように、夫婦ゲンカで自分にも悪い所があるなと思うと「良心の呵責」が出てきますよね。

何であんな悪い言葉で責めてしまったのか?と。

では反対にいいことをして「邪心の呵責」って出るでしょうか?
 
私は「何であんな良いことをしてしまったのか?」

出ますか?

出ませんか?

そうですよね。出ませんよね。

邪心の呵責どころか、良いことをしたと心が喜びますよね。

このように考えると、

本心に向かおうとするのが、本当の「私」だというのです。
「人生の敵は、偽りの生き方をしようとする、もう一人の私」なのです。

聖書には、こんな言葉があります。

「あなたがたは、神の宮であって神の御霊が自分のうちに宿っていることを知らないのか」(コリント1 3章16節)

口語訳新約聖書

人間には、神様が宿るような心があるというのです。人間は神様のような尊い存在が私だというのです。そのように言うと何だか畏れ多いように聞こえますが、自分は尊い存在だというのです。自分を尊敬しなければならないのです。

例えば、元アメリカ大統領のトランプさんが、今日の自分の家を訪ねてくるとなったら、どうでしょうか?そうなったら、親戚中は大騒ぎ、町内も大騒ぎ、自分の家にカメラを持った人が集まって来ます。失礼なもてなしは出来ません。

丁重にお迎えして、日本の美味しい食事や美味しいお菓子を準備します。それくらい大騒ぎです。

聖書が言う、自分の心の中には、元アメリカ大統領トランプさんより、もっと素晴らしい神様のような心が自分に宿っているのです。

そうなれば、自分をいい加減に扱えませんよね?

それくらい自分の本心を大切に貴重に思ってお迎えするというのが、自分を大事にする人なのです。

自分のことを大切にする、価値視することを「自尊感情」といいます。

自分は他と比較することのできない価値を持っているのです。

ここに3人の息子が居たとします。

尊い「私」

長男は勉強がよくできます。次男はスポーツがよくできます。三男は芸術がよくできます。誰が一番価値があるでしょうか?

親からすれば、三人ともかけがえのない存在で、他と比較できない価値を持っているのです。

自分を尊く想う。これが「自尊感情」です。

自尊感情がない人は、自己評価が低くなります。何をやっても不安です。孤独であり、恐れがあり、常に緊張しています。自分の居場所がありません。

自尊感情のある人は、「私はできる」「やればできる」乗り越える心があるし、物事を肯定的にとらえることができます。

自分に自信がない人は、自尊感情がないのです。 

自尊感情は、環境の変化を受けることがありません。また自分だけでなく他人もあるがままに受け入れることができるのです。

自尊感情がない人は、自分だけでなく、他人を受け入れることができません。意見が合わない人、好みが違う人を避けていたら、豊かな人間関係を築くことができません。そして受け入れることができないので、苦痛はずっと続きます。

自分の長所を受け入れて、短所を嫌っていたら、自分に対する葛藤は続きます。

コミュケーション能力を高めるためには、自分自身との関係を大切にし、
自己を受け入れ、自尊感情を持つということが重要です。

まとめ

・自分を信じる方法とは、自分を尊く想うこと貴重視すること
・自分の中には、二人の自分が存在することを自覚する
・本心の自分が本当の自分であることを自覚すること
・自分が信用できなければ、葛藤はずっと続く

今回はここまでとします。読んで下さりありがとうございます。
ひとことでも感想をコメントしてもらえると嬉しいです。

次の話ですが、そんなこと言っても、自分は特殊な環境の元で生まれて、到底、受け入れることが難しいんですという方はいませんか?

相手を受け入れる、環境を受け入れるって難しくないですか?
実は、私こそ難しく思っていたのです。(笑)

次回はそんな方にオオスメです。
 
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