気ままな料理
見つけてしまった。
パスタにアボカドと甘口の刺身醤油とニンニクチューブをでたらめに入れただけのパスタがうますぎる。パスタを1人でふたたまも茹でてしまった。ベーコンあったら170パーの味だったなー、とか思ったけど、ベーコンなしでも130パーの味がした。
お腹減った、だけに突き動かされて、冷蔵庫にあるなんとなく美味しくなりそうな食材と調味料だけで恐るべし味に出会う瞬間が好きすぎて、創作料理をやめられない。(レシピを聞かれても分量がお伝えできないのが申し訳ない)献立を決めないでスーパーにふらっと行くのもやめられない。(ついつい余計なものを買うので家計には優しくない買い物の仕方です)
そもそも私は食いしん坊で、食べたい時に食べたいものを食べることに魂をかけているから、作り置きができない、というか向いていない。
作り置きは私には向いていないからしなくてもいいんだ!と悟ってからは本当に楽しく料理をやっているけど、「作り置きをせねばならん」呪縛に自らかかりにいっていたときは、本当に自炊が苦痛だったし、買い物に行くのも義務感がすごかった。
お米を毎週5合炊いて冷凍して1週間生きていた時は、自分のためなのにお米を炊くことすら億劫に思えて、腰が重かったけど、今週末突如として焼きおにぎりが食べたい!と稲妻が走ったら最後、嬉々として炊飯器で米を3合炊いた。米を炊くのすらめんどくさく思う時期もあったけど、自分の「食べたい」に忠実に従うと、お米を三角に握るのも、お米にタレを染み込ませるのも、フライパンで焼き加減をみながらひっくり返すのもこんなにも楽しい。やっぱり料理は義務感でするもんじゃないな、と思う。
最近では必ずしも自炊しなきゃ、とも思ってなくて、自炊はあくまで自分が食べたいものを食べたいときに食べるためにするものだから、例えば唐揚げとか天ぷらとかアジフライとか、家でするにはハードル高いものを食べたい時は、外で食べる。(めちゃくちゃ美味しいお店調べ上げる)
じゃ、ナポリタン食べたい!ってなって、好きな量だけ玉ねぎとピーマンとソーセージ入れたい気分の時は家でつくる。具はともあれお店のモチモチの麺を欲してるのなら外で食べる。みたいな感じでその時々で食べたいものを食べるし、その時々で最適な場所を自分で選んでいる。
外で食べるご飯はお家ご飯とはまた違った格別なおいしさがあるから、外食するとそのおいしさにいつも感動して、「自分でもおいしい料理つくろう!」ってインスピレーションをもらえる。
次は小中学生の頃、給食の献立で大好きだった鶏肉のカシューナッツ炒めとごぼうナッツを自己流で味再現して作ってみようと思ってる👀
私の1日は、昼ごはんの時に第1フィーバーを迎えるので、お昼ご飯を食べながら「今日の夜は何食べよっかなぁ」って考えて、オムライスと決めたらそれからはオムライスのことだけを思って第2フィーバーの夜ご飯に向けて気持ちを高める。
ところがどっこい、午後の時間どんなにオムライスを思っていたとしても、家に帰って「あやっぱ今日パスタだわ」とあっさりメニューを変えたりもする。今日がまさにそんな日で、本当は今日オムライスを作って食べるはずだったけど予定を変更したら、あの味に出会ってしまった。私にも私が予測不能で、この何もかもがランダムな瞬間がたまらなく好きで仕方ない。
私にとって料理をすることは1日の中で1番、最高にクリエイティブになれる時間だ。レシピなんてなーんにも決まってないままふらーっと買い物に行って、買ってきたその季節の旬のものや、スーパーで目が合った食材を、家の冷蔵庫で眺めて「さぁこれで何を作ろう?」と考える時間は、センスとスキルを試されてるみたいでワクワクする。
美味しいご飯を食べれたなら、
もうそれだけでその日はいい日🍀
これからもランダムで魂をかけた料理は根強く続く。