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【CDレポ】TROPIC HEAT /Dave Valentin

自分の勉強用アウトプットです💿

デイヴ・ヴァレンティンはニューヨーク出身のジャズ・フルート奏者。
1952年生まれ、2017年に亡くなっています。

偶然なのですが、前回書いたCDレポのヒューバート・ロウズに弟子入りしていたようです。


師のロウズ曰く、ヴァレンティンはフルートのサウンドが良くサックスとの持ち替えをさせなかったのだとか。
(ジャズ界ではフルートとサックスの持ち替えが当たり前に行われていて時々びっくりします。指づかいが比較的似ているから、などと聞いたことがありますが、フルートは持ち運びもラクだし、フルート奏者をもう1人雇うよりはバンド内の誰かが持ち替えて演奏したほうが色々都合が良かったんだろうな、と推測しています。)


ジャズ・フルートのCDを聴くと、クラシックの方の演奏と音が全然ちがうんですよね。
リズム感・グルーヴ感・ニュアンス等々を色濃く出すために、ジャズ演奏のほうが音そのものに空気をより多く含んでいる印象で、途中で破裂したりひっくり返ったりしてもお構いなし。
それに対してクラシックは音そのもののクオリティが重視されるので、録音で破裂した音を使うことはまずないです。フレーズ感を出すために密度の高い音でしっかり吹き込むイメージです。
どちらが良い悪いという話ではありませんし、それぞれ音楽的な目的があってそういう音色を選択しているだけであって、当然ジャズ界でしっかり吹き込んじゃいけないとか、クラシックでスカスカな音はダメとかいうことでもありません。



なんでこんな話を書いたのかというと、デイヴ・ヴァレンティンの音めっちゃいいな!好きだなーー!って思ったのが第一印象だったからです。
常に心地よい響きで、歌う系のアドリブも素敵だし、思わず唸ったり声が出ちゃうようなハイテンションのソロも「かっこよーーー!」となりました✨


My Favorite Things (Sound of Music) のジャズバージョンを聴いてみたくて手に取ったCDだったのですが、総じて全曲お気に入りとなりました。
My Favorite Thingsは好きすぎて、耳コピにも挑戦しました😂😂めちゃくちゃ難しかったし途中はなんとなくしかできませんでしたが(笑)

ほかにも Danzon for my father  という曲と、
Mr.Evil という曲が好きでした🙌



ジャズやアドリブを勉強中なんですけど、
「勉強」って思うからいけないのか、聴けば聴くほど自分でやるのが怖くなり何も吹けなくなってしまうので、どうしたら良いものかと思う今日この頃です。頭でっかちでカチコチに固い自分をどうにかしたいです😫😫😫

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