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Farewell

どーもどーもAzamiの普円です。

こんちは。

かつてNirvanaのカートコバーンが残した

「色あせていくくらいなら、いっそ燃え尽きるほうがいい」

という言葉に倣って(ニール・ヤングの歌詞からの引用だったんですね。)、
このnoteも徐々に更新頻度が落ちて行くくらいならバーっと更新してバーっと3日坊主になってしまおうと思い全力で親指を動かしています。
気が向いてるうちにやりきって投げ出します。笑

Azamiの曲のセルフライナーノーツ第二弾でっす。

セルフライナーノーツに入る前に少し脱線を。
さっきカートコバーンの言葉(正確にはニールヤングの歌詞)を出しましたが先日4/5はカートコバーンの命日だったんですね。
カートコバーンと言えばNirvana、そしてNirvanaといえばグランジ。(クソ雑)

wiki先生によるとグランジは1989年ごろから96年辺りまで?流行ってた音楽ジャンルで80年台にアメリカで流行っていたヘヴィーメタルを蹴散らし一気にスターダムに登り上がった感じらしいですが、気付けばもう30年近く前の話なんですね。
でも今聴いても色褪せる事なくかっこいいなと思いますし、寧ろ最近は全体的な流れとして綺麗な音源が主流だったのもあって一周回ってあのグランジ特有のエッジの効いたギターの音が心地よかったりします。
最近のお気に入り↓

それこそギター的な話で言えば80年台はラックシステムの全盛期だった事もありどんどんどんどん音が上質になっていったり、
ギター以外でも山下達郎氏が「アナログレコーディングは70年代の後半から80年代初頭で完成してた。」(ソースは忘れました)と言うようにある程度その当時ではレコーディングの音質面等で頭打ち状態だったのでは無いかなとも思うので、
そこに来てのグランジの「あの音」がとても刺激的に映ってあの盛り上がりでは無いのかなあとか色々考察してました。
勿論グランジ以前のシューゲイザーの出現も忘れてはならないですが。

ある意味現代とも重なるところもありつつ自分自身が今Nirvanaの音を聴いて魅力的に感じるのはそう言うところなのかなと。

最近はちょっと前に比べて少し隙間のある音だったり良い意味で汚い音だったりが流行りつつありますしね。

グランジとはまた違いますけどその辺りの影響下にありつつ自分がかっこいいなって思ったバンドがこちら↓

Highly Suspect

My Ticket Home

Grandson

grandsonは若干方向性違うかもだけど。笑
でもみんないい意味での汚らしさあって良いですよね。
Highly Suspectは他の曲とかもっとグランジ/オルタナっぽいし、My Ticket Homeはグランジ以降のヘヴィーミュージックに影響を受けてる感じなのかな?新しいのとかはDeftonesっぽかったりするし。

因みにその内自分が少しだけサポートする事になるバンドがそれこそNirvanaをはじめとするグランジであったり90〜00年代初頭のオルタナティブロックに影響を受けつつ、メロディーがPUFFYと言うなんとも面白いバンドなので良かったらチェックしてみて下さい。
Twitter @fuen_azami でやってるのでその内告知します。
色々同じギターでもジャンル毎にアプローチは全然違うのでギターが楽しい毎日です。
まじ感謝。

随分と脱線しました。

AB型双子座は伊達じゃ無いですね。
脱線させるの得意すぎてよく相手を困らせてます本当にすいません。


そんなわけで今回のセルフライナーノーツは

Farewell

です。

こちら↓


この曲はイントロのフレーズもなんか不思議だったりサビはサビであんな感じだからあんまり気付かれてない感凄いんですけど、実は結構Underoathをはじめとする00年台初頭のスクリーモなんすよね自分の中で。

雰囲気伝わるかな?笑
Azamiの結成当初のテーマとしては
「スクリーモのコードをメロディックハードコアのビートに落とし込む」
だったんですけど(今もそうっちゃそうだけど)、この曲はスクリーモ黎明期のまだちょっと混沌とした感じのするスクリーモの雰囲気に疾走感という意味でのメロディックハードコアを落とし込みつつサビはスタンダードなロックって感じで作ってった気がします。

この頃は絶賛LUNA SEAにどハマりしてた時期でもあったのでこの曲のサビはきっとこれなんだろうな。笑

ギターも要所要所でスギ様降臨してるしね。笑

元々はイントロのバッキングのコードだけあってそっから肉付けしていった感じなんですがイントロのリードのフレーズだけ自分で考えておいてマジ謎で、それこそ急に降ってきた系だった気がします。まじ奇跡。

作曲って意外と頭悪くて、偶然間違えて押さえたところが結構良い感じだったからそっからフレーズ組み立てたりとか、狙ってやるよりもどれだけ偶然を発生させるかだったりもするので、毎回曲作る度にこの前みたいに奇跡起きなかったらどうしようとかヒヤヒヤしながらやってます。笑
もしくはそれが起こるまでひたすら軽く作ったデモやらスタジオ録音やらを聴き込むか。
それもあってAzamiってリリースペースが遅いんですよね、、、、、
もうちょっとポンポン生み出せるようになりたいです。


そんなこんなでFarewellのバックトラックが出来上がったわけなんですけど、この曲は歌詞がめちゃんこ難航してた記憶がありますね〜。

Azamiの特徴でもある日本語詩ってシャウトのせるのが本当に難しくて、気をつけないとノリがあんまり出ないんですよ。
なのでボーカルが持ってきた歌詞に対して俺が聴き心地が良くなるようにでも意味を変えないように言葉だけいじったりとか微調整をめちゃくちゃしてました。

歌詞の内容自体も、この頃は特に極力無駄なものを省いてストレートにシンプルな言葉で伝えたい事を表現したかったのでそこらへんの擦り合わせがなかなか難しくて。だけど俺の無茶振りに頑張って応えてくれて良い歌詞に仕上がったと思います。

曲作りも佳境になってくるとよく詩音くんと2人で歌詞合宿してめちゃくちゃ頭悩ませてたのもいい思い出です。

Azamiの歌詞ってよく言えば言葉をストレートに届けているけど、悪く言えばストレート過ぎて言ってること含め青臭いって捉える人も居ちゃうとは思うのですが、まあそれで良いんですよね。

結局、あまり人が使わない単語や漢字、言い回しを使ったところで伝えたいものが見えてこないなら意味が無いし。シンプルが1番。

過ぎて行く日々を
ただ眺めて居ても
何も変わりはしない
向こうから描いた明日は来ないから
この足で進んでゆく

誰かの言葉も 良く出来た話も
手掛かりにしかならない
変わる為の鍵は 自分が握ってる
気付いた時 明日の景色は変わる

↑はFarewellのラストのサビの歌詞なんですけど、
そんなん知ってるわ!って言いたくなるくらい普通の事ではありますけど結局それが真理ですよね。
掴みたい景色があるならただただ自分と向き合って戦って行動あるのみです。

なんか感情をストレートに伝えると言う意味では、対バンはまだちゃんとしたことないけど仲良くてAzamiメンバー全員激推しのankとかは凄いですよね。
そこまで隠さずに伝えちゃう?って言う笑
俺とかだったら恥ずかしくて隠しちゃうような所もガンガン曝け出していくから最早そこがかっこいいし、そう言う素直な感情表現は凄いリスペクトしてます。

戻ってきたらそろそろankともやりたいなあ〜。あー。


Farewellはこんな感じですかね。
ストリーミングとかはじめてからこの曲人気だってことに気付いたって言う笑

この曲も早くまたみんなの前で演奏したいですね〜

また気が向いたら更新しまーす!

またね〜

例の如く各ストリーミングサービスにて配信中なのでよかったら聴いてください。念のため言うとFarewellはDAWNに収録されてます。


Azami 「LEAP」

Azami「DAWN」

Azami「Lilac」

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