HELIXのプリセットを公開します。
どーもどーも普円です。
最近ちょこちょこLine6のHELIXユーザーと話すときに「プリセット参考にさせてもらってもいいですか?」って聞かれる機会があるので、折角なので無料で公開してみます。
自分がAzamiのライブの時に実際に使ってるプリセットです。
参考になるのかは分からないけど。
自分の中で、
自分が持ってる知識だったりとか経験、
思ったこと感じた事はどんどんシェアしていって、
みんなでかっこよくなっていきたいなって思いがあるから、
ダウンロードしてくれた人の何かしらになったら良いな。
コチラ↓
友達の中には有料で公開してるのもいるからもしも営業妨害みたいになったらごめんね!
でも自分のプリセットは基本的にはシンプルな作りになってるからまあ良いかなと。
そんな中でいくつか説明みたいなのもしておきます。
①LINE回線用のIRについて。
自分のプリセットはほぼ全部アウトプットの回線を2回線にスプリットさせています。
・1回線は中音用に自分のパワーアンプへ行くIRを入れていない回線。
・もう1回線はPA卓に送る用のIR有りの回線。
なんで家で弾くようとかは基本的にIR有りの回線を使うことになると思うんだけど、IRはHELIX内のキャビシュミではなく、サードパーティー製のIRを使ってます。
ので、完全に再現するにはそのIRを買ってもらわないといけません。
コチラから購入できます。↓
このパックに入っている
OH 412 RECT MIX 57D
ってやつを使ってます。
因みにクリーンも基本的にこれを使って出してます。
理由はいちいち使い分けるのがめんどくさいのと、DSPの節約とある程度音に統合性を持たせる為。
家で弾いてる感じではマイクモデルの後に「D」が付いてるやつって、
オフマイクで録った音だからちょっと篭もってるし、
そんな使い道ないのでは?って思ってたんだけどライブハウスでゲネプロした時に結局これに落ち着きましたね。意外だった。
②エフェクトループについて。
自分のプリセットは全部曲ごとに分けてるんだけど、
プリセットの中で曲によってエフェクトループを使って外部のエフェクターを使用してます。
と言っても、1個はDigiTech社のDROPを使ってチューニングを落とす用。
もう1個は手元でディレイの発振させる為だけに繋いでるディレイ用。
なので、別にそんな気にしなくて良いです。
折角なので解説すると、
Azamiは基本全弦1音下げのチューニングでやってて、
「LEAP」のアルバムだけ全弦1音半下げでやってるのでその曲達をライブでやる時に使ってます。
③Snapshotについて。
自分がAzamiのライブで実際にこれらのプリセットを使う際は、曲中の音色の切り替えにSnapshotを使用してます。
HELIX内の設定としてはフットスイッチ8つ全てがSnapshotになってるモードでやってます。
まあ、参考程度に。
④音作りについて。
ここが1番重要な所かも。
Azamiの音についてです。
音源の音に関しては基本的にエンジニアに任せてるし、
今回のプリセットは何にも音源の音は参考にしていないので悪しからず。
今回のプリセットを含め、Azamiの音はぶっちゃけて言うと信頼できる俺の知り合いに作ってもらってます。(空間系は除く)
なんでかって言うと、自分1人ではバンド全体の音をコントロールできないから。
自分で作るとギターの音だけにフォーカスしていっちゃって結果独りよがりの音になっちゃうからね。
当然の事だと思うけど、バンドの音って全てが合わさって一つの音になってます。
ギターなのに低音出し過ぎたらベースと被ってベースにかき消されて全然ギターの音聞こえなくなっちゃうみたいなね。
毎回ライブの度に、リハーサルの度に、つまみをいじったりしているとライブ中も音のことばっかり気になってプレイに集中できないとかが自分はよくあったからそう言うのに嫌気がさして、もっと自分のプレイに集中する為に人に音作りを丸投げして、
「音はちゃんと整ってるから後は自分がちゃんと弾いて音を届けるだけ」
そんな状態を作ってます。なので基本自分の音の抜けが悪い時って自分がちゃんと弾けてない時です。ピッキングが荒いとかね。
ギタリストって結局ギターの事しか考えられないから他のパートの居場所をなかなか作ってあげられないんだよね。
後俺はギターの音に対してのこだわりって全然無くて、どの音も好きだしかっこいいと思ってるからそれだったら尚更人に任せてしまってちゃんと全部の楽器が聴こえるようにして貰おうと。
そんな魂胆です。
因みにこの音はボーカルのJPの声を中心に作っていったみたいですね。
アンプの設定としては割とドンシャリ気味だけどゲインは結構抑えめ。
ギターの低音がベースに乗っかってくれるような感じに作ってるだかなんだかみたいな感じだった気がする。
リードパートってかギターソロの時は基本ブースターもEQもいじらずに純粋にアウトプットの出力を3dB上げてます。
空間系に関しては全部自分でやってるけど、ゲネに入った時に歪みの音に対してはあんまりリバーブ使わない方が良いってなって結構ディレイだけが多いかも。
リバーブって使い方にもよるけど結構音が奥にいっちゃう感じあるし、音の世界観もちょっと変わっちゃうから、色々話したり試した結果歪みの時は基本使わなくなった。
ディレイだけの方が音の世界観が変わらないまま奥行きとか広がりが出てくれる感じある。
曲によって使う時もあるにはあるけどね。
歪みに対してリバーブかけるなら、最近のアップデートで追加されたShimmerが結構調子良いイメージあります。
後アンプの前段か後段かとかも結構気分とかフレーズによって変えてる。その辺は人それぞれだったりフレーズによって繋ぎ方も選んでるけどまだ勉強中。
まあ大体こんな感じかなあ。
分からないこととかあったら適当に聞いてくれれば自分の分かる範囲で答えるし、相談とかもいくらでも乗るのでなんかあったら連絡ください。
みんなでかっこよくなれたら良いなって思います。
なので後輩バンドマンとか俺にできることあったら全然なんでもするから頼ってね。
俺めっちゃ話しかけずらいだろうけど。笑
自分達が1番届けたいものは何か。
それを聴こえるようにしつつ、自分以外のパートがしっかり聴こえるように意識しながら音を作っていけば自然と自然と良い音になって行くと思います。
それと、しっかりとしたピッキングね。
みんなでがんばろー!
P.S.
因みにですがこれからまたゲネに入って新たに音を作って行くのでもしかしたら今回の音からまた少し変わるかも笑
来年あたりからはもうちょっと時間作って空間系のハイカットやらローカットやらもいじり倒してその辺も整えていこうかなと思ってます。
もっとライブがかっこいいバンドにするべくガンガン進化して行く所存。
そんな感じでまた気が向いたら更新しまーす。
普円でした。