遥か

手塚治虫の火の鳥を読んで、火の鳥はどんな気持ちでこの世界をずっと見守ってるんだろうって想いを馳せながら作りました。

良い事も悪い事もある。
人を好きになる事も嫌いになる事もある。
したくなる時もしたくない時もある。
行きたい時も行きたくない時もある。
会いたい時も会いたくない時もある。
愛する時も憎む時もある。
平和な時もあれば混沌としてる時もある。
死にたい時もあれば生きたい時もある。
誰かを殺す時もあれば誰かを生かす時もある。

色んな相反する要素がある中で、どれが欠けても今は存在しないからポジティブな事もネガティブな事も含めてこの世界の全てと共に歩んで行きたいし、愛していきたいって、火の鳥の世界と今自分が生きている世界とを重ね合わせた時に思った。

そんな歌です。

「遥か」

無邪気に笑った君は怖くて
醜く叫んだ君は綺麗で
穢れを孕んだ君の隣で
ただ深く息をした

君と遠くまで来た
ずっと遠くまで来た
君と遠くまで来た
あの笑顔も あの涙も

君と遠くまで来た
ずっと遠くまで来た
君と遠くまで来た
あの日した 約束と

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