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【事例あり】議員さんに電話しよう

なぜ議員さんに電話するの?

「政治家は本当に国民のこと分かってるんだろうか?」そう思ったら、議員さんに直接お電話をして聞いてみるという方法もあります。Twitterデモやメールなどの方法もありますが、実際に声を聞くことで一人の人間として議員さんを知ることができておすすめです。

たぶんちょっと怖いし勇気がいると思うのです。私もそうでした。でもどの議員さんに電話してもお客様センターと思うくらい丁寧に応対していただけました。政治家さんは私たちの声を聞くのが仕事です。もしもお話ししたいことがあれば、遠慮することなく誠実に声を届けましょう。

議員さんの連絡先は公開されています

地元議員さんの連絡先

私たちにとって最も身近な政治への窓口は地方議員さんです。地方議員さんは国会議員さんとも連絡を取り合っているため、伝言をお願いすることができます。

地元議員さんの連絡先を調べるには、まず自分の住んでいる市区町村の議会を検索します。例えば江戸川区だったら「江戸川区議会議員」とかで検索すると、議員名簿が出てきます。

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クリックすると、議員さんの名前・政党・電話番号・メールアドレスが出てきます。

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国会議員の連絡先

地方議員さんより国会議員さんに直接声を届けたいという方もいらっしゃると思います。国会議員さんの電話やメールなどは、こちらの「国会議員いちらんリスト」で公開されています。

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こんな風に自分の選挙区の議員さんを調べてみましょう。各議員さんの思想や賛成した法案なども知れて参考になりますね。

国会議員の場合は、地元と国会議員会館の2つ連絡先があることが多いです。国会議員は地域の代表のため、平日は東京の国会に、週末は地元にと移動をするからだと思われます。

菅総理の事務所の例。

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議員さん自身が応対した例

検察庁法改正案のとき、与党の区議会議員さんに法案を止めるように電話をしました。

最初は留守電になったのでメッセージを残しておきました。

留守電「始めまして。私○○在住の○○と申します。本日は陳情をさせていただきたくお電話をさせていただきました。ご都合の良い時間にご連絡いただけますと幸いです。失礼いたします。」

そしたら数時間後にコールバックをしてくださいました。

議員「もしもし○○です。」

笛美「もしもし○○さんですか?折り返しいただいてありがとうございます!今回は陳情させていただきたくてご連絡させていただきました。」

議員「はい。何でもおっしゃってください。」

笛美「はい、検察庁法改正について今週決めるということなんですけど、
こちらに反対していただけないかということなんです。ニュースとかでも話題なっているんですけど。」

議員「はい。聞き及んでおります。」

笛美「こちら500万件のツイートがあって抗議をしている人も多くて、私もその1人なんですけど、こちら再検討していただけないかなと。」

議員「はい、地区の方々の意見を衆議院の○○さんにお届けしていますので。国会には必ず申し伝えさせていただきます。やはり地域の声をお伝えするのが私たちの役目なので。」

笛美「どんな風にお伝えすれば良いですか?このまま電話ですか?」

議員「メールでもファックスでも大丈夫です。必ず見ておりますので。」

笛美「じゃあ今すぐメールさせていただきます。」

議員「箇条書きでも構いませんので、専門的な言葉とかも(←ここ記憶が曖昧ですがそんなニュアンス)使わなくて構いませんので、書いていただければと思います。」

笛美「わかりました!今すぐ送りますね。」

議員「はい、ありがとうございます。」

笛美「ありがとうございました!ご検討よろしくお願いいたします。」

議員「失礼いたします。」

笛美「失礼いたします。」

秘書さんが応答した場合

秘書「はい○○事務所です。」
笛美「こんにちは。私は都内在住の○○と申します。今日は陳情させていただきたくてご連絡させていただきました。いまお時間よろしいでしょうか?」

秘書「大丈夫です。」

笛美「検察庁法改正について今週採決されるということを、ニュースで拝見させていただいたんですけど、」

秘書「はい。」

笛美「こちら500万件の抗議のツイートがあって、私もその1人なんですけど、こちら反対をしていただけないかと、陳情のお電話させていただきました。」

秘書「はい、代議士にはしっかり申し伝えますので・・ありがとうございます。」

笛美「こちらこそありがとうございます。」

秘書「失礼いたします。」

笛美「失礼いたします。」

・・・という感じで、最初にビビっていた割には、普通にまっとうな会話ができた気がします。むしろ話を聞いてもらえて「伝わってる感」はありました。ていうか、地元議員さんも秘書さんも市民からの意見を聞きなれている感じがしました。

わからず屋だと思っていた他部署の人に、「もっとこうできないかな?」と言ってみたら、意外と話を聞いてくれた。そんな体験。

でも全員の議員さんがこのように丁寧にお答えするとは言い切れません。もしこちらが誠実に話しても残念な対応だった場合は、家族や友人などに共有するといいと思います。

アドバイスお待ちしてます!

私は政治参加ビギナーかつ電話ビギナーですが、政治家の人の声を実際に聞くことで、政治家さんも上司や同僚や友達のような人間なんだと思うことができました。そしてより国会や政治ニュースが楽しくなりました。やってみたよという報告や、もっといい方法など、ぜひぜひコメント欄で教えてくださいませ。

電話はハードルが高いという方はメールという方法もあります↓