笛美 新刊「ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生」
#検察庁法改正案に抗議します をはじめ政治について考えたことをまとめていきます。
フェミニズムについて考えたことを現在進行形でまとめるマガジンです
私は、20代から30代にかけてのあいだ、 自分は男性としても女性としても、不良品だと感じていました。 さらにその時期、私はあきらかに女性嫌悪をしていました。 どのように私は女性嫌悪に陥っていったのか、 そして抜け出そうとしているのかを振り返りたいと思いました。 2000年代の「痛い女」のメシウマとして、 ご覧いただくのも一興かと思います。 ●負けることのできない 愛されねばならない戦いがそこにはあった 広告代理店の花形と呼ばれるクリエイティブ。(少なくとも2000年代
今回の選挙、政治やジェンダー問題に関心のある市民として、蓮舫さんを応援できてとても楽しかったです。でも1人の広告産業で働く人として、そして短期間ですがSNSやひとり街宣で選挙の応援をさせてもらった身として、新規の方々に向けたコミュニケーションのあり方について改善できる点があったので書き残しておきます。 日本では政治のことが分からないのがデフォルト 日本では主権者教育が行き渡っていません。ニュースも政治の話をあんまり取り上げない。日常に政治の話はない。事前の選挙番組もない。蓮
なぜ選挙でコスメなのか? マニフェストについて語る人は、政治について詳しくて、客観的で中立でないといけないと思っていた。 でも最近コスメのレビューを見ていて、だいたいが素人の主観で書かれているのに、誰も文句を言っていないことに気づいた。しかもコスメのレビューは年代や肌タイプを明らかにした上で書いている人が多く、それと自分を照らし合わせて合うコスメか見極めることができる。 なぜそれを選挙でやってはいけないのだろう? コスメを語るように選挙を語りたい。だから今回私は自分のタ
なぜ議員さんにメールした方がいいの?虐待防止条例を止めたいんだけど、自分に何ができるんだろう?もしそう思ったら、政治家さんにメールしちゃいましょう。政治家さんは私たちの税金でお給料をもらっていて、私たちの声を聞くことが仕事。実はすごく私たちの声を気にしてるし、聞きたがっているんです。同僚や上司にメールを送る感覚で、社会人として普通のメールを送れば、ちゃんと見てくれます。 議員さんの連絡先の探し方「自分の住んでいる地域名+県議会議員」で検索してみましょう。 例えば上尾市の県議
なぜ政治家の言葉が若者に届かないの?約6割の人が選挙に行かない日本。選挙によっては8割〜7割が無投票ですよね。特に20、30代の低投票率は深刻です。その大きな理由の一つがコミュニケーションがうまくいっていないからなのではないか?と思っています。政策がどうこうと言うより伝え方が原因で、政治家の言葉やニュースの言葉が届いていない。聞こえていても耳がシャットダウンしていて意識の中に入ってこない。政治に不満があってもどう投票したらいいか分からない。そういう方が結構いらっしゃいますし、
フランスのAsialystというウェブメディアに、私のインスタでの発信に関するロングインタビューが掲載されました。その日本語訳をこちらに掲載します。 インタビュー 笛美さん イラストで若者の政治的興味を喚起する前書き 国際世論は日本の若者といえば、活動家を連想することはなかった。それどころか、どんな言語で、日本若者・選挙 ・政治というキーワードをインターネットで探しても、その結果は歴然である。France 24には「なぜ日本の若い人は選挙に参加しないのか」と書かれている。
これは「フェミニストは巨乳差別をしている」という誤解を解きたいと思って書いた文章です。 「巨乳」小学生だった私 小学生の時に、私は同級生より先に胸が大きくなりました。水泳の時間には胸が目立つ水着を着るので、同級生に「巨乳」の歌を作られてからかわれていました。胸が大きくなっても自分の中身は変わらないなのに、いきなり「巨乳」という別のエロい生物になったような気がして恥ずかしかったのを覚えています。中学生、高校生になり、周りの人たちも成長期を迎えたことで、だんだんと私は「巨乳」
投票率を上げるシリーズ3回目はいよいよ、身近な人に投票に行ってもらうためにどう働きかけるかがテーマです。1回目 2回目 「選挙行く?」と言った時に、「行かない」と言われてしまったら、あなたはどう答えますか?選挙に行かない理由として多かった3つの意見を取り上げます。 「投票したい人がいないんだよね」 マッチングサイトをすすめる 投票先が分からないという人には、自身の意見を政党とマッチングしてくれるサイトを勧めるのはどうでしょうか? 毎日新聞ボートマッチ えらぼーと 20
投票率を上げるシリーズ第2回。今回は選挙に行かなかった人の声を聞くことで、私たち一般人がどう働きかけられるかを考えます。 もちろん、声かけで解決できること、できないことがあります。今回は声かけで解決できそうな順に、行かない理由を並べてみました。 知らなかった、忘れていた
きっとこのnoteを開いてくれた人は、今年各地で行われる選挙の投票率を上げるために、自分には何ができるか気になってる人だと思います。私たちは一市民として、選挙に行く人を増やすにはどうすればいいのでしょう?気になった私は、いま選挙に行ってる人がなぜ行くようになったのか、理由を聞いてみました。答えてくれたみなさんありがとうございます! 親が行ってたから
女性の生きづらさについて投稿していると、「男だって辛いんだ」と言うコメントがつくことが気になっていました。私は男性の辛さがどんなものかは当事者として理解することはできません。また男性の生きづらさを解消するために法律や制度を変えられるような社会的地位もありません。だけど、男性の生きづらさと向き合う活動をしている当事者の方々やコンテンツをご紹介することはできます。「生きづらい」と言ってこられる男性の方々がそのような人やコンテンツとつながる一助になればと思いました。 男性相談窓口
「世間では森発言が騒がれてるが、自分の周りの女性たちは女性蔑視について表明しない。なぜ何も行動しないのか?」何人かの男性がこのようにコメントされているのを拝見しました。女性蔑視について課題意識を持ちながら、匿名でしか発信してない当事者として、よく聞く疑問に個人的な体験ベースでお答えします。 1. なぜ女性は身の回りの女性蔑視について表明しないの?シンプルに女性蔑視について発言すると叩かれるからです。これは森さんについてTwitterで投稿したときに、私に実際に寄せられたコメ
先日、森喜朗会長の発言に抗議するYoutubeライブに出ました。 その中で時事Youtuberのたかまつななさんが「スポンサー企業が降りる」「そのときに私たちもスポンサー企業を応援する」という対応について言及されていました。動画の中では言えなかったけど、広告を少しでも知っている者として私からもコメントさせてください。 なぜ企業はオリンピックに協賛するのでしょう? それはやはり自社のイメージアップのためですよね。 オリンピックという多様性を大切にする国際イベントに協賛する
2020年末ファミリーマートの「お母さん食堂」の名前変更を求める署名が立ち上がり、個人的に応援していました。一方で「やりすぎだ」という意見も拝見し、ぜひ皆さんとシェアしたい過去の経験をnoteに書くことにしました。 「キッチン女」改名事件私は過去に海外の会社に行っていたことがある。その会社には共同キッチンがあり、食器やシンクを洗ったりゴミを捨てたりという仕事は社員の当番制で回していた。キッチン当番はその国の言葉で「キッチン女」と呼ばれていた。「今週のキッチン女は笛美だよ」の
男性実業家が飲みの席で若い女性にテキーラを一気飲みさせ、彼女が亡くなった事件を知りました。まずは被害にあった方のご冥福をお祈りします。そして特定の件についてではなく、権力を持つ男性から女性への加害(意図的ではないにしても)という一般的な現象に関して、ちょっと言わせてほしいことがあります。ここからはタメ語で失礼します。 高学歴で高収入で人望がある、社会的に成功しているちょっとやんちゃな「おじさん」っているよね。(特定のおじさんや、中年以降の男性全員についてではなく、権力を持つ
選択的夫婦別姓というワードが削除されたことにショックを受けている皆さん、与党は自民党だけではありません。公明党の党内の議論はまだこれからだそうです。ぜひ選挙区の公明党の国会議員さんに「選択的夫婦別姓に賛成してください」とメールやFAXで応援メッセージを送りませんか? そんなの無駄だと思う方もいるかもしれません。でも特別定額給付金が世帯30万円から個人10万円に軌道修正された時も、野党がずっと主張していた案を公明党が自民党に働きかけて実現したと言われています。日本は国民主権で