【資格勉強】浄化槽工事【浄化槽管理士】

【引用URL】浄化槽管理士養成塾
https://www.youtube.com/@jokasokanri
【図面】
・第一角法(建築、構造)or第三角法(機械設備)で記載。
・尺度には、縮尺・現尺、倍尺があり、同一図面で異なる尺度を使用できる
・同じ形の形体が繰り返される場合、途中の形体を省略できる。
・寸法をmmを標準として、単位記号を付けない
・角度に用いられる正接(tanθ)=H(水平長さ)/L(垂直長さ)
【断面図】
ハッチング:地底範囲を斜線や模様で埋め、部材の種類を表す。

建築図面の表示記号


寸法補助記号






【浄化槽工事のフロー】
①仮設工事
位置や高さを確認するベンチマーク(遣り方)を設置する。
②掘削工事
③基礎工事
・割栗石(大きめの石)を敷き詰めて、ランマーなどで突き固める。
・隙間を潰すための砂利を敷き詰めて、突き固める。
・捨てコンクリートを敷き、墨だしを行う。
(掘りすぎた場合は、捨てコンクリートで高さを調整)
→正確な高さや位置を確認する。
④底版コンクリート打設工事
・浄化槽本体を水平に設置し、上部の過重を地盤に伝えるため。
・鉄筋を入れる(かぶり厚さの確保)
※コンクリートが乾燥するため養生行う。
⑤浄化槽本体据付工事
※クレーン作業やつりおろし作業は玉掛作業主任者などの有資格者が行う
⑥水張り
・槽の安定、変形の防止、水平の確認、漏水の有無確認
→締め付け金具が緩むこともあるので、増す締めを行う。
⑦埋め戻し工事
途中で何度も水を撒き、水締めを行って、土の内部に空隙をつくらない。
※配管工事も行う。
⑨スラブコンクリート工事
・周辺の地盤より少し高くして、雨水が浄化槽に侵入することを防ぐ。
・浄化槽本体の浮上防止
⑩付属装置据付工事&試運転

※水替え工事(湧水をくみ出す工事)
・釜場排水工法:作業地盤面より1m程度低い箇所(釜場)を作り、排水ポンプを設置し、湧水を排水する。
→掘削が深くなると、方面崩壊の原因となる。
・ウェルポイント工法:掘削予定箇所周辺に網付きの吸水管を設置して、水があらかじめ工事予定地に入らないようにする。不透明性の地盤では使えない。

※浄化槽の特殊工事
・嵩上げ工事(深く浄化槽を設置する)
→浄化槽のマンホールに立ち上げ枠を設置する。(高さ30㎝以内)
・ピット工事(深く浄化槽を設置する)
→スラブコンクリートを一段下げる必要があるため、周辺地盤より一段下げたピット部分を作る。
→雨水がたまりやすくなるので、排水管をを設ける。
・支柱工事(浄化槽上部を駐車場にする場合)
・擁壁工事(側部からの過重が大きい場合)
・換気工事(屋内設置をする場合)
→炭酸ガスや硫化水素ガスの対策
・地上設置工事
→槽内の水温低下する対策、紫外線対策などが必要
【配管系統図で使用される図示記号】

※特定建設作業:著しい騒音や振動が発生する作業、政令で定められている


※不陸(ふろく):平たくあるべきものに、凹凸があるもの
※杭打ち工事:重量のある構造物を支えるため、固い地層に荷重を伝えるための杭を地盤に打ち込む工事
※山留め工事:掘削工事において、周りの地盤が崩れないように鋼矢板などで土を抑える工事
※土圧は深くなるほど大きくなる、崖の過重を受けると大きくなる。


・エアリフトポンプは、剥離汚泥移送ポンプにも使われる。

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