私の押し入れ〜お節介は恋に繋がらない〜
可愛く言えば私はお節介女子。
ひどく言えば私はお節介ババァ。
性格にお節介要素が含まれているため、ナチュラルにお節介をしてしまう。
お節介を喜んでくれる人もいる事はいる。
同性の友達が具合が悪くて、ご飯を買いにも作りにもいけないときに
お弁当を作って届けに行ったり。(近所だったからね)
野菜をたくさんもらったら近所の一人暮らしの友達や知り合いに連絡をして分けたり。友達同士が恋として良い感じかもしれないと察すると、くっつけられないか考えるし。逆に友達に接してくる変なアカウントがあれば、SNSパトロールするし、諸々しなくてもいいことをしてしまう。
友達でこれだから、これが好きな人の場合だともっと過剰なお節介になる。
好きな人というラインは彼氏だったり、友達以上の恋人未満な片思いの場合の例だけど、服のほつれやボタンとか直してあげようとしたり(断れることもある)
寝違えて首が痛いと言ってれば、わざわざ家の前まで行って肩こりに良い湿布を渡しに行ったり、新しいバイトを探していたら良い条件のバイトを検索して教えるし、家を探してたら良い条件の家をURLで送るし、好きな人に「お節介好きだね。」って言われたという事は、良い迷惑だったんだろう。
あの時、「お節介好きだね。」と言われたけど
私は「お節介が好きではなくて、あなたが好きなのよ。」って思ったけど
本当に私はお節介が好きなんだと思う。
何かとお節介してくれる女子は決して良いお嫁さんになれるというイメージよりも
彼女にはなれないイメージの方が強い。
女は勘違いしている。
お節介をして、好きな人が困っていたら、何でもやっちゃう事で上手く彼女になれないかを狙っているけど、そんな相手に限ってお節介で彼女になれるポイントなんて上がらなくて、あまり干渉をしない女子の方が好きだったりする。お節介と彼女の道は繋がってない。
結局のところ最後には好きで利用されて終わる。
きっとこの先、私が昔好きだった人も、私のことをただのお節介が好きだった子としか思い出せないだろう。
私が彼に残せた爪痕は「お節介」という言葉。
それからと言うもの、お節介はほどほどにしようという意識に変わった。
みんながみんなお節介を求めてるわけではない。
ただ、みんなの想像を越える笑顔を私は見たいだけなんだけど。
なので、今は「お節介自粛中」
でも、私の血が血なので衝動的にお節介をしたくて体が疼く時は許してほしい。
「付き合ってください。」よりも「お節介してください。」と言う愛の言葉をもらえたら、私は喜んでお節介をするだろう。
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