銀の龍の背に乗って
ドクターコトー診療所のエンディング曲。
言わずと知れた中島みゆきさんの名曲である。
今日はその銀の龍の背に乗ってを深読みしてみる。
ドクターコトー診療所のもう一人の主人公の剛洋君に捧げた詩なのかなと思ってしまう。
剛洋君とは、島の漁師の一人息子で父子家庭。コトー先生に子供の頃助けられた縁があり医者を志し本土の学校に通い出す。
映画版では、剛洋君は大きくなって医者を志しているはずが……??
『僕はこの非力を嘆いている』は、医者でない自分が命を助ける現場にいていいのか。
『夢が迎えに来てくれるまで、震えて待っているだけだった昨日』は、医師免許が持てるまで待って何もできずに震えている。
『明日僕は龍の足元へ崖を登り呼ぶよさあ行こうぜ』は助ける決心して前に向いていこうとする。
非力を嘆くより頼りない翼でも爪でもいいから命の砂漠や雨雲の渦に立ち向かっていこう!
が伝わってくる。
2024年は、辰年。
私自身も、銀の龍の背に乗っていろんな場所に立ち向かっていこうと思う。
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