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「無印良品」とコラボして空室をリニューアル!
不動産ニュースサイト「R.E.pot」を運営する(株)不動産流通研究所が、日頃の取材活動のウラバナシや、ニュース記事から漏れた情報をこっそりお届けしていくコーナーです。
東急「スタイリオ蒲田」
編集の丈です。3月3日、東急(株)の賃貸マンション「スタイリオ蒲田II」(東京都大田区、総戸数72戸)の内覧会に行って来ました。詳細は記事をご覧いただくとして…
実は至近の「スタイリオ蒲田」(2010年竣工、総戸数94戸)も見学していました。蒲田エリアは賃料相場が高く、特にワンルームはなかなか入居者が決まらないことも多く…。同物件でも2年間空室になっているワンルームがあったため、何とあの「無印良品」とコラボしてリニューアルしたそうです!
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可動式の棚、カウンターが今回のリニューアル部分。棚の天板は金具で固定されており、好みの高さに変えることができます。右側は、ベッドを置くための空間としてあえて空けているそう。あらかじめ家具の配置を誘導してあげることで、「ベッドをどこに置こうか…」なんていう入居者の手間を軽減しています。リニューアルにかかった費用は、総額で約32万円。
そして気になる賃料は…なんと据え置き! これならすぐに入居者が決まるのではないでしょうか? 反響次第では、他の賃貸マンションの空室でも導入していく、とのこと。
物件の付加価値付けの新たな手法として、大変興味深い事例でした。