子どもに投資する
地元に帰ってきてから先輩に誘ってもらって柔道をしている。自分でも少し練習しているけれど、コーチとして子ども(小学生以下)に教えている。教えることができる能力があるわけではないので、一緒に楽しんでいると言った方が正確かもしれない。
柔道をしている理由をあげると
1.面白いことにまた気づいてしまったから
2.子どものためになることで自分ができることをやりたいから
3.いい運動になるから
1.面白いことにまた気づいてしまったから
18歳で高校柔道を引退してからほとんど柔道をしてこなかった、なぜかと聞かれるとよくわからないのだが、他のことに時間を使わなければと思っていたようにも、柔道してもモテないだろと思っていたようにも思う。今となっては大学でも社会人でもちょっとでも柔道しておけばよかったかなと思うのだが、36歳で再開しているからこそ面白いと思えるのかもしれない。柔道は激しい競技だと思われるかもしれないけれど、型の練習をしたり、技の入り方を練習するという方法もあり、それだけでも難しいので面白い。自分が想像する通りに自分と相手の身体を動かせるか、それを考えながらやるので面白い
2.子どものためになることで自分ができることをやりたいから
子どもに投資すべきだと思っていて、投資できるお金はそんなに無いので自分の時間を投資する。指導者なんて烏滸がましいのだけれど、一緒に楽しんで、子どもたちが柔道を楽しむきっかけを作れればいい。
子どもたちが柔道をすることはとてもいいことだと思っている。強い体は強い心につながるし、身体を動かせることでいろいろなことに広がる。柔道は相手と組み合うので相手とのコミュニケーションを学ぶこともできる。柔道だけをやってほしいわけではなく、色々なことをするなかに柔道を加えてほしいと思っている。
将来ずっとではなくてもいいので、子どものときに柔道面白かったと思えるようにしてあげたい。
3.いい運動になるから
自分で事業をしているので、怪我のリスクは避けないといけないが、基本的にデスクワークなので運動不足による不健康もリスクになる。柔道を定期的にすることで身体の調子がいいことを感じている。適度に筋肉に負荷を与えることはバランスがいいように感じている。
柔道をするようになってデスクワークで体が固い感じはなくなっていて調子がいい。
2については自分の中でとても重要な動機になっていて、それは地域の未来は子どもたちが担っているからであるということを意識しているからだと思う。
自分の子どもかどうかはあまり関係ないと思っていて(子どもは柔道が面白そうに思えないみたいでやろうと言わない、親がいるのは嫌なのかも)、自分が住む地域の子どもたちに関わること、普段の仕事では直接的には出来ないけれど、生活のなかでそんな機会が作れるのは誘ってもらった先輩のおかげでとても感謝している。楽しむことが第一だ。