1999年12月5日公開
オウム真理教が、その行った数々の犯罪に対して初めて謝罪したという。
これが私にはよくわからない。教祖の行いを、あまつさえその教祖がまだ存命中にもかかわらず、信徒が勝手に謝罪するというのはどういうことなのだろう。
組織防衛のための対外的なリップサービスであるにしても、自らの信仰に対する冒涜であるとは考えないのだろうか。
頑迷に沈黙を守って、破防法でもオウム新法でもくらえばいいのである。そして解散、あるいは拘束、もしくは殉教。それが現代の異端の正しい道であると思うのだが。
教祖も教祖である、いやしくも宗教家として尊師を名乗るのなら、法廷で狂人の振りなどせず堂々と論陣を張ればよい。
と、これぐらいのことは言ってのけてほしいものである。
そしてもちろん死刑。当然である。
それでこそ真の教祖、真の宗教家だと思うのだ。