ここに来るだけでみんなピクニック。 PicLike 11/20
ピクニックといえば、準備してちょっと遠出して、1日かけて遊んで帰ってくる。
そういうものだと思っていました。
しかし、今回、PicLikeのイベント「日常を交換できる公園」を通して、ピクニックとは(1)みんなで集まって(2)美味しいものを食べて(3)楽しくお話しして(4)ちょっと特別な体験ができて(5)後から振り返るとまたやりたい。そういう体験なのだと気づきました。
その気づきに至った体験を思い出してお伝えします。
小春日和の2022年11月22日、みんなでヨガからはじめました
10時から始まったPicLike。突如始まったのがヨガ教室。初めて来られた人もスタッフと一緒にラジオ体操のごとく、一緒にヨガヨガしていました。一体感が気持ち良いものですね。
青空には椅子が似合う。お隣の土井木工さんが出張所を?!
土井木工さんといえば、府中家具メーカーで業界では有名な会社さんです。ダイニングテーブルやソファや椅子などを数多く作られています。その土井木工さんが、自社製品や世界から取り寄せた名作椅子を青空の元、紹介されていました。
特に販売を目的にしていませんが、地域の魅力の一つの家具メーカーさんを多くの人に紹介できたと思います。
地域の資源を活かして、公園をつくる実験でした。
PicLikeには座るところが少ないという声もいただいていましたので、その課題を一緒に解決できたと思います。
丸太だけあれば楽しめるという実験
ご覧の通り、丸太を人工芝の上に置いただけなのですが、それだけで遊びにできるのを見るにつけ、子どもは天才だなと思いますよね。
お昼頃、再ヨガ。あ、出店者さんも参加。
お昼を越えた頃、再びヨガが始まりました。もちろんみんなインストラクターのSHOKOさんと一緒に、手を上げる。
出店者さんもつられていました。
そのそばで参加型の公園の未来ミーティング
事前に声かけをして、スタッフと近隣の方が公園とその周辺の課題やポテンシャルについて会議ではなく、フランクにお話を。途中参加の旅人など多くの人が参加しました。地域の未来が見えたように思います。
街なかだけどなごむわなシーン
本日のお目当てはスタンプ
今回のPicLikeは実証実験。そのため、スタンプラリーで楽しんでもらいながら、周辺の魅力あふれる施設やイベント(POMPOM・DDD.labo・Happy Sunday Market、子育てステーションちゅちゅ、いこーれ府中、ポムこみち)をめぐる探検を提供しました。スタンプラリーという響きだけで、なぜかワクワクしてしまうんですよね。
オリジナルスタンプを3つ集めてお菓子と交換できるサービスでした。200人以上の方が巡られたそうです。
ゆったりがボリューミーな1日が終わりを迎えます。終礼もヨガ。
始まりがヨガなら、終わりも〇〇。そう、このように11月のPicLikeが終わりを迎えました。ヨガに始まり、ヨガに終わる。
一緒につくったPicLikerたち
写真が撮影できたものだけですが、協力いただいたお店の方々を紹介。一部で申し訳ございません。
参加された方の多くはピクニックに行くという気持ちは一切なく参加されたと思います。しかし、芝生という自由な場、演出するお店をベースにして、参加者が交わることで、ピクニックのワクワクを、景色を、みんなで作ることができたと思います。
PicLikeはPicLike Parkとして毎日生きて進化しています。
このように、毎回驚きがあって進化している実証実験としてのPic Likeですが、イベントだけではなく、日常の場として使っていただけます。
そのために、昨年度参加者とDIYしたベンチを土井木工さんが美しく仕上げて、それを先日人工芝の上に設置しました。
自由に使って感想をいただければ嬉しいです。
PicLikeが日常に溶け込む、日常がPicLikeのようになると楽しい。
そうみんなが願い、進化していきます。
今後はPicLikeの実験で日常を彩る企画を考えていきます。
作文:小谷直正(NPO法人府中ノアンテナ)